鋸山逍遥
青春18キップと正月太りの消化を兼ねて、ジュニアの好きな「ニューなのはな」使用の
快速「南房総水仙まつり号」に乗って鋸山登山に行ってきました。
鋸山には2週間前の今年の1月4日にもロープウェイで行っているので、「また」という感じですが、
今回は「登山」ですのでそれなりの装備をして臨みました。
「ニューなのはな」は本来お座敷列車なのですが、多客臨として使用するときは畳を跳ね上げ
ボックスシートとなる、いわば583系のような2way車。ボックスシートもそのため近郊型
と比べてもゆとりがあり、窓の下には肘掛けの代わりに「肘入れ」とでも言うべき壁面に凹みがあり、
こんなところも583系的でうれしい限りです。
登山は崖、難所有りという沢コースを選択しましたが、沢沿いの道は荒れた登山コースベスト3
に入るような荒れた道でした。「崖」「難所」との表記に登山初心者のジュニアを連れていたので、
危険だと思ったら引き返そうと考えていましたが、想像していたよりは安全でした。
しかし危険な箇所には変わりはないと思います。初心者のみのパーティーは避けるべき
ルートでしょう。鋸山の山頂で遭遇した中高年の団体を引率する若いリーダーは
「沢コースは危険なので、下山ルートには使いません」と言っていました。たしかに私のように
マンツーマンの引率ならば大丈夫でしょうが、30~40名の引率は難しいな、リーダーは若いけれど
確かな判断だな、と思いました。
鋸山の山頂でお湯を沸かしカップラーメンを食べ、展望台に着いたところちょうど特急が
浜金谷を通過、というのが一枚目の写真。特急列車の位置がわかりますか?
そうそう、対岸の三本の煙突のあるところは三浦半島の久里浜です。
二枚目は下山途中に見た石切り場のもの。壁面に「安全第一」と書かれているのがわかりますか?
昭和57年まで石切をしていたそうです。機械のない時代は木製のそりに石を乗せ、登山道を
ブレーキをかけながら(ブレーキをかける具体的な方法はわかりませんでした)下り、
下山したら、今度はその「そり」を背負って山にまた登る。これを三往復・・・。
しかもこれは女性の仕事だったのだそうで、気が遠くなりました。大変な仕事です。
さて下山するとまだ上り列車の時間まで一時間ほどあるので、富浦駅まで行ってみることにしました。
するとやって来たのがリバイバルの湘南色の113系。これが三枚目の写真。
持っていたカメラがコンパクトデジカメだったのが悔やまれますが、今日のメインは
あくまで登山ですから仕方ありません。車中親父は爆睡・・・あっという間に富浦です。
でもって上りの「南房総水仙まつり号」が入線してきました。マニアですので乗換は
苦になりませんが、今日のようにハイキングの後では指定席でしかも直通運転というのは
実にありがたいものです。ですから、マニアではない一般の方の為にも直通運転は実に
有効だろう、しかも確実に座れる指定席というのはとてもいいんじゃないかな?と思った次第。
来年も運転したら是非利用したいと思いました。
快速「南房総水仙まつり号」に乗って鋸山登山に行ってきました。
鋸山には2週間前の今年の1月4日にもロープウェイで行っているので、「また」という感じですが、
今回は「登山」ですのでそれなりの装備をして臨みました。
「ニューなのはな」は本来お座敷列車なのですが、多客臨として使用するときは畳を跳ね上げ
ボックスシートとなる、いわば583系のような2way車。ボックスシートもそのため近郊型
と比べてもゆとりがあり、窓の下には肘掛けの代わりに「肘入れ」とでも言うべき壁面に凹みがあり、
こんなところも583系的でうれしい限りです。
登山は崖、難所有りという沢コースを選択しましたが、沢沿いの道は荒れた登山コースベスト3
に入るような荒れた道でした。「崖」「難所」との表記に登山初心者のジュニアを連れていたので、
危険だと思ったら引き返そうと考えていましたが、想像していたよりは安全でした。
しかし危険な箇所には変わりはないと思います。初心者のみのパーティーは避けるべき
ルートでしょう。鋸山の山頂で遭遇した中高年の団体を引率する若いリーダーは
「沢コースは危険なので、下山ルートには使いません」と言っていました。たしかに私のように
マンツーマンの引率ならば大丈夫でしょうが、30~40名の引率は難しいな、リーダーは若いけれど
確かな判断だな、と思いました。
鋸山の山頂でお湯を沸かしカップラーメンを食べ、展望台に着いたところちょうど特急が
浜金谷を通過、というのが一枚目の写真。特急列車の位置がわかりますか?
そうそう、対岸の三本の煙突のあるところは三浦半島の久里浜です。
二枚目は下山途中に見た石切り場のもの。壁面に「安全第一」と書かれているのがわかりますか?
昭和57年まで石切をしていたそうです。機械のない時代は木製のそりに石を乗せ、登山道を
ブレーキをかけながら(ブレーキをかける具体的な方法はわかりませんでした)下り、
下山したら、今度はその「そり」を背負って山にまた登る。これを三往復・・・。
しかもこれは女性の仕事だったのだそうで、気が遠くなりました。大変な仕事です。
さて下山するとまだ上り列車の時間まで一時間ほどあるので、富浦駅まで行ってみることにしました。
するとやって来たのがリバイバルの湘南色の113系。これが三枚目の写真。
持っていたカメラがコンパクトデジカメだったのが悔やまれますが、今日のメインは
あくまで登山ですから仕方ありません。車中親父は爆睡・・・あっという間に富浦です。
でもって上りの「南房総水仙まつり号」が入線してきました。マニアですので乗換は
苦になりませんが、今日のようにハイキングの後では指定席でしかも直通運転というのは
実にありがたいものです。ですから、マニアではない一般の方の為にも直通運転は実に
有効だろう、しかも確実に座れる指定席というのはとてもいいんじゃないかな?と思った次第。
来年も運転したら是非利用したいと思いました。