東北遠征第2日目

仙台を8時過ぎ発の「はやぶさ1号」は窓側が満席。仕方なく通路側の席に座り、景色を見られず悶々とJRのWiFiサービスで、普段は読まなそうなジャンルの週刊誌などをみて八戸へ。八戸臨海鉄道なんてあんまり興味なかったのですが、レイルマガジンの付録にダイヤがあった。検索したらDD16が走ってた。撮影場所が駅から近い、という条件で行ってみることにしました。

 

なるほどこの撮影地は長苗代駅に直結しているので、いわばお気楽な撮影。とはいえ、この日はラッキーなことに通過の前に曇ったので、光線状態は良くなったのですが、晴れていたら逆光です。雪のある場所での曇りは、帰って光が全体に回って、私は好きですね。今日はDD16ではないようですね。ゆっくりゆっくり列車が近づきます。

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次はもう少し引きつけてこんなアングルで撮ってみました。もちろん、デジカメなので、バシャバシャ撮っています。全部で20枚くらい撮ったのかな。

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この写真、下のように大胆にトリミングしてみました。

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排気の陽炎が強調されていいですね。かっこいいです。最後はズームを引いてもう一枚。

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こんどはこの機関車が折り返してきます。地図であらかじめ、ここいいんじゃないのかなぁ・・・と思ったところに行ってみましたが、いまいち。車はシャーベット状の汚い雪を歩道の私に撥ねとばすし、道路は完全に凍っていて歩きにくいし・・・コンビニもなくお腹すいたし・・・という状態で駅に戻ってみると、まぁ背景はうるさいけれど、編成すっきり入りそうな場所が駅にありましたので、そこで撮ることにしました。

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はて、列車の音がするけれどこんな時間になんだろう?と思ったらこんな試験車両でした。確か線路とか信号とか軌道関係の試験車両じゃなかったっけ?

で大本命はもちろん機関車。これはトリミングして、左の民家の工事現場をカットしました。

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引いてもう一枚。

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こんどは一番後ろのコンテナまで全部入っていますね。

この後は八戸に向かい、未乗線区の大湊線に乗ってきました。乗った列車の折り返しで帰ってきたので、まったく観光とかしていませんが、やはり今度は六ケ所村とか行ってみたいですね。

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仙台からそのまま乗っていれば1時間で大宮なので、帰れないことはありませんでしたが、仙台泊。翌日は乗りつぶしの旅をして「つばさ」で帰京しました。おしまい。

東北遠征第1日目

ネット上で「青春50きっぷ」と揶揄されている親父専用きっぷを使って東北に行ってきました。過去はいずれも乗りつぶしだったのですが、今回は半分乗りつぶし、半分がちな撮影と計画しました。

 

今回は新幹線に大宮から乗車しました。ホーム端からあまり何も考えずにレンズを向け、プログラムモードで撮ったら、あら、こんなに綺麗に撮れるのですね。ちょっと補正しましたが、特徴的な新幹線の車体が光線によって強調され、なかなか良い作品となりました。

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いつも午前中の東北新幹線は、太陽がまぶしくないE席なのですが、今回は上の写真のような「こまち」編成を併結した盛岡行きでしたので、「こまち」車両のA席を確保し、眩しいながらも景色を堪能しました。「はやぶさ」車両ですとA席は三列なので気が重いのですが、「こまち」は二列ですからね。

 

仙台、小牛田と乗り継いで前谷地に着きました。どうもこの地と私は相性が良くなく、前回も晴れの予報だったのに小雨が降ったりし、今日も天気予報は穏やかな晴れだったのですが、強風が吹きすさび、寒いのなんの・・・。で、そんな風に震えながら撮ったのがこの一枚。この新型がいよいよ増殖しそうなので、今回はガチな撮影とした次第。

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場所を移動して今度は反対側からくる貨物を一枚。・・・か、通過直前に曇ってしまいました。普段の行いでしょうか・・・。煙突から出る陽炎がいい感じですが、やっぱり晴れていて欲しいよなぁ・・・。

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と多少意気消沈し、7-11へ。イートインコーナーがないので、強風吹きすさぶ中、温めてもらったカツカレーを店の裏で、エアコンの室外機をテーブル代わりにして食べるという、普通の人なら絶対目を合わせたくない不審者状態でかき込み、再び線路ぎわに。

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そんな努力が通じたのか、次の列車の通過時は晴天!!やっぱり晴天だと色が違いますよねぇ。発色がいいのは絶対晴天時ですよ。

 

さて1時間後にもう一本来ます・・・。でも風強くて寒くて・・・。駅まで徒歩15・・・。ということで一旦駅に戻って、待合室で座って休み、再びこの場所に戻りました。今見ると、しゃがんで撮ればコンテナの上の電柱かわせたのかなぁ・・・とか思いますが、まぁいいでしょう。

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さて、もう体も冷え切りましたので、列車に乗って石巻に向かいます。

かつて石巻駅で撮ったことがあり、割とその場所は好きだったのですが、雑草が枯れていてダメでしたね・・・。まぁ冬らしい、弱々しい斜光と枯れ草は季節を表現はしていますが・・・。

こんな風に製紙工場のある石巻港駅からやってきて、石巻駅で機関車を前後付け替えて発車します。

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撮った場所から反対側を振り返るとこんな感じ。

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国鉄ディーゼルの最後の楽園なのでしょうね。この後は石巻東北ラインに乗って仙台に向かいました。

超望遠レンズ故障

繁忙期も終わり、まとまった時間で休みを取っていないので、まとめた時間を取ってとのありがたいお言葉に甘えて、少しだけ仕事をして昼前から半日休を取りました。

 

久しぶりにタムロンの150〜600mmを持ち出し、早速西国分寺で撮影を開始したところ、ピントが合いません。カメラとの接点を拭いたり、いろいろやりましたが結局治らず、仕方なくMF。まぁ昔は全てそうだったんだから、とピント合わせをしましたが、老眼の身には辛いものがありますね。

 

とはいえ、当然枕木やレールにピントを合わせる置きピンで撮れば、まあまあかな。

このサイズの長玉だと、AFより、手振れ防止装置の方が重宝しますね。

 

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なかなかこのレンズ、抜けが良いっていうんですか?すっきりとした画質で好きですね。大きいのが玉に瑕ですが・・・。

 

続いて新座に行ってみました。これも手動でのピント合わせとしてまぁ合格でしょう。

トリミングして、露出等を補正しました。

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このあと中線に入ってきた新座止まりの貨物を撮ったのですが、記録できずというハプニング。こんなの初めて。今回は金太郎の貨物だからまぁ仕方がないで済みましたが、気合を入れた遠征先だったら憤死しそうです。

 

同じく新座で貨物。この場所、昼過ぎだと顔に光が当たらないのですね。

暗い部分は補正してあります。

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大回り乗車で帰ろうと南浦和で降りたら、ちょうどPFがきたので、露出も設定せずマニュアルフォーカスなので、なんとかピントをあわせて撮ったのが下の一枚。これも露出を補正してあります。

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このタムロンのレンズ。以前保管状態が悪く、レンズにカビが生えてしまって修理に出しました。今回も修理かなぁ・・・でも何枚も撮るというあさましい考えを捨てて、昔のように置きピン。一枚という撮影スタイルならば、問題なんのかな、とケチな私は思うのでした。

拝島詣

今年度は勤務の関係から平日の休みが取れません。とはいえ代休も取得せざるを得ず、

なんとか代打が許される勤務内容の平日にお休みをとりました。

 

貨物列車の機関車運行情報の掲示板を確認すると米軍横田基地にジェット燃料を輸送する貨物列車が運転するとわかりましたので、拝島に行ってみました。今日はDE11の

2000番台ですね。住宅街の中にある操車場での使用を前提に防音装備がなされた

機関車ですので、足回りが覆われています。

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通過するタンク車を振り返って撮ってみました。露出を変えずに撮ってしまったのですが、タンクの形状や米タンを示す「JP-8」も印象的に写って、結果としてよかったかな。

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拝島駅でDE11の切り離し、EF65への連結作業を眺めました。ホームからこのような作業が見られるのは幸せな時間です。

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入れ替え作業を見終わってから中神駅に向かいました。すでにホーム端にて先客がいらしたので、ちょっと三人目はきついかな、と思ってホーム中程から望遠レンズで撮ることにしました。順光の中の原色のPF機は美しいですね。

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ズームを引いてもう一枚撮ってみました。

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この後は野暮用を済ませるため都心に行く用事がありました。せっかくカメラを持っているため、久しぶりに王子の北トピアの展望台に行き、少しばかりカメラを構えました。背景の飛鳥山公園が紅葉したならばもっときれいでしょうね。

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ということで、久しぶりのガチな撮影のご報告でした。

久しぶりの鉄路逍遥

Yahooプログから、こちらのHatenaブログに移行しての初めてのUPです。

かつては「鉄路逍遥」というタイトルでしたが、こちらではshibachiriの日記という

無味乾燥なものになってしまいました。タイトル変えたいんですけれど・・・。

 

さて今日は久しぶりの平日のお休み。カメラをもって線路に沿って逍遥してきました。

スマホなるものをこの二月から手にした事で、貨物列車の通過時刻や牽引機の情報をたやすく手に入れられるようになりました。実に便利ですな。

西浦和でまず来たのが原色のPF。ちょうど曇ったので、側面との露出差が少なく、いい塩梅です。今日はあまり気合が入っていなかったので、ガチな白いレンズではなく、その前に買った黒い普通のズーム。これ、テレ端だとピントが甘く、絞り込む必要があります。なので、テレ端の写真はイマイチでしたので、ワイド端のものをご覧に入れます。

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続いてやってきたのは、Blue Thunder : EH200。なかなかかっこいいと思いますね。

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それから、同じ連接機関車であるRed Thunder : EH500 ん!?これ901号機じゃん。

試作機ですね。みるのは2回目ですが、しっかりと撮影するのは初めてです。ラッキー!!

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望遠レンズを引いてもう一枚。

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EH500の形態はいろいろ違うのですが、私は詳細はわかりません。なんとなく屋上のエアダクトの形状とかが違うかも。まぁ前面も違っていますが・・・とにかく、たった一両の試作車に出会えたのは幸運でした。

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はて、EF210で横のラインありましたっけ?

で100番代ってこのパンタでしたっけ?シングルアームじゃなかった??

と現状には疎いのですが、久しぶりの撮影は楽しいものでありました。

二ヶ月ぶりの撮影

代休を二ヶ月以内に消化せよ、とのご命令があり今日はその消化日。
とはいえ天気も悪く午前中はゴロゴロ、どこも行く気がありませんでしたが、
午後になって天候も回復すると撮る気が湧いてきて久しぶりに撮影してきました。

スマホで検索するともうすぐ中央線のラッピング電車が来るというので一枚。
どうも側面が強調されないこの画角だと、普通の電車っぽくてわからないですね。
今度は太陽光の下、すこし広角気味な画角で撮りたいものです。

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続いて今日の大本命、石炭列車を撮りに北府中へ。曇っているからこの時間ここでの
撮影が可能になります。晴れていると逆光でしかも掘割という最悪の条件となります。

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日本で唯一の石炭列車ですね。人気の?白プレート機ですので、大満足です。
これで帰ろうかと思いましたが、ネットで調べてみると続行して貨物が来るので、
それを撮って、それから内回りの64を撮って帰ることにしました。

続いてきたのがこれ。汚いですが、こういう、いわば「汗まみれ」の貨物機は
嫌いではありません。

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ちょっと色の調整をしくじりましたね。違和感ありありの写真になってしまいました。
この後は西国分寺に移動して、まずは一枚。

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この区間パンタ高いなぁ。しかも背景のアパートにバンタグラフがかかってどうも嫌だなぁ・・・。
ということで、次なる本命の64は縦構図で撮ってみました。

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なんだがちょっとブレてるかなぁ・・・という作品。すぐさまカメラを持ち替えて、
ズームを引いてもう一枚。

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牛乳パックと揶揄され、あれほど嫌いだったこの塗装も、消える運命にあると
急に愛おしくなります。人間、身勝手ですな。

夏本番になれれば陽炎でこのような望遠も使いづらいはず。そういう意味で今日はラッキー
でした。陽光の下での中央線のラッピング電車撮影だけはなんとしてでもしなければ。

6月23日といえば

相変わらずの状態ですので、なかなか撮影に行けません。
なので最新作はないのですが・・・。

さて6月23日というと、沖縄慰霊の日ですが、私にとっては37年前の東北新幹線
開業日というイメージが強いですね。ということで、1982年の写真を見たくなり、
スキャンしたものをトリミング、リサイズ、露出・色補正したものをご覧に入れます。

撮影は全て王子付近。CANON FT-b カーブでの撮影は200mmの望遠。
フィムルは確認していませんが、おそらくはコダクロームだと思います。

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ここのカーブは好きでしたね。日時の記録がないのですが、この左の引き上げ線にファンが
乱入しています。同じような空模様の日に「とき最終日」との記録があるので、きっと
11月14日なのかな? 「いしかり」から転属してきた数少ない、屋根の上がダブルライトの
1500番台は好きでしたね。尾灯の形が違うのよ、といってもすべてが昔話ですね。

これはまた別の日だと思いますが、同じ場所で私の好きな「ひさし」付きのゴハチがきました。
あれ?ちょっと「ひさし」の形が違うぞ!! と通過の際に運転台の下の所属区を見たところ
「東」と。当時は当然ネットもなく、情報は月刊趣味誌のみでしたから、なぜ東京機関区
なのに「ひさし」と「スノープラウ」付きのゴハチがいて、どうしてその「ひさし」の形状や
「スノープラウ」が上越型と違うのかを知ったのは、もう本線上からゴハチがすっかり
いなくなった頃でした。後ろの客車ば14系ですから、何かの団臨なにかなのかしら?

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急行「八甲田」を牽引する172号機です。「ひさし」も「スノープラウ」もなく、しかも
前面の運転台周りのHゴムの色が白い宇都宮のゴハチは嫌いなのですが、今となっては
ゴハチだけで価値があります。機械室明かり取りようの5個の窓の真ん中の窓は
「はめころし」になっているのですが、そこの白Hゴムが目立ちますね。

12系の屋根に雪が載っていますね。これが私の地理的に関心への目覚めでした。

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同じ場所での、きっと同じ日の「やまびこ」。485系の天下の時代ですね。美しい。

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なかなかカメラを持ち出すゆとりがありませんが、それを作って線路端に立たないとね。