夏休み その1

夏休みに入りました。
いや、実は今年は皆様が羨ましがるほどの連続休暇を取得しているのです。
ですので、実はすでに夏休みに入っていたのですが、暑い中クーラーつけっぱなしで
ずっと家で仕事をしておりまして、まだ終わっていませんが予約していたので市営の
避暑施設に行ってまいりました。

とはいえ、その施設にはもうかれこれ10年以上も行っているので周囲の観光施設は
ほぼコンプリート。なもので、毎回アレンジ力が求められます。ギリギリ山梨県にある
その施設に「行くついでに」まずは渋川・伊香保インターを降りて(笑)、金島へ。
今年は自由研究のお手伝いではなく、純粋に私の趣味で天明の浅間噴火時に流されて
きた大きな岩を見に行きました。これはでかい・・・。

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これがここまで流されてきたということは、この高さのところまで吾妻川が溢れてきた
ということですね。なるほど濁流が村を飲み込み、水死体が江戸川まで流れてきたという
ことがここに立つとよ~くわかりました。なお、右上の高架線は上越新幹線です。

この後、何気なく箱島湧水に行ってきましたが、いやぁすごい湧水量で感激。
写真ではその迫力が伝わらないので、写真は省略。みなさんぜひ実際にいってみてください。

なんでわざわざ群馬に行ったのかというと、この景色が見たかったからです。
昨年の夏も見ているので、堰堤が高くなったなぁ・・・と工事の進展を確認することが
できました。昨年も言ったと思いますが、もうこれだけ大きなダム工事は少なくとも
関東ではないのではないかと思うのです。

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その後は久し振りに長野原線の廃線跡に行ってきました。駅の跡地が整備されたと新聞報道で
知っていましたので、楽しみにしていましたが、この日は駅舎は定休日。なものですから
構内には立ち入れずに外から撮ったのが下の一枚。

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まぁこういうものを保存してくださのは大変ありがたくてガタガタいうのは大人気ない
のはわかっていますが、ホッパー施設があるのだから、貨車は無蓋車だろう。
そして写真の黒貨車は近くに寄れなかったので推測ですが、そのサイズ感から
大井川鉄道井川線で使用されいた貨車なんじゃないの?という小ささ。
まぁ、仕方ないのはわかるんです。もう昔の貨車なんてどこにもないですからね。
その雰囲気を知ったもらうためにわざわざ持ってきてくださったのですから、これは良しとします。

不勉強ながら知らなかったのですが、この旧大子駅の近くに重要伝統的建造物群保存地区
があるのですね。というので早速行ってみました。私は本当にこの手の保存地区にたくさん
行っているので、言い方はなんですが目が肥えていますので、まぁまぁかな、という感じ。
古い建物がやや少ないかな、という気がしましたが、ほかの地域に目立つ空き家が見た目
なかったのは良かったと思います。知名度が低いため、観光地化されず、また観光客も
ほとんどいなかったため、ゆっくりと街を歩くことができました。

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この地区はもちろん建物も良かったのですが、秀逸だったのはこれ。
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素晴らしきかな軽のデコトラ!!こういう「文化」は歴史民俗博物館などできちんと
記録されているのでしょうかね。いや、実に素晴らしい。

このあと、草津を経由して山梨県に向かいました。