日鉄鉱業専用線

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 最近忙しく、地元の高架工事が来月初旬というのに撮影できない日々が続いています。
そこで今日は今月発売の鉄道ファン誌にも登場していた日鉄鉱業線の写真をご覧に入れます。

 1991年私は某所で非常勤講師をしており、その勤務先にも「鉄」な方がおり、その方より
葛生の日鉄鉱業線がなくなるらしいよ、との情報を得、仕事のなかった日に東武線に揺られて
行きました。正直私は専用線にはあまり興味がなく、これまた廃止されるとの情報が入って来た
東武の電機をからめて撮影に行きました。

 このときの印象は、石灰岩を運ぶトラックが多い事から街全体が白く、道路に落ちた
石灰を落とすため散水車が水を撒いていた事。そして帰りの電車に乗り合わせた高校生が
とても柄が悪かった事(笑)程度しかありません。

 今思えば東武の電機ももっと撮影しておけば良かったのかな、とも思いますが当時は
フィルム代や現像代を考えるとランニングコストがかからないデジカメのようには行かず、
金銭的に厳しい当時の私には、この程度が限界だったのかもしれません。
何せ当時は非常勤講師。先日その年収120万円の時代にまじめに払っていた年金記録
抜け落ちており、とっても怒りました。(控えを取っておいたので記録は回復しました!!)
 
 今その時代を思い出すと、採用試験にも受からず、あまりに高い倍率にひるみ、
やはり買い手市場だった民間に行くべきだったかな・・・と、バブル期で羽振りの良い
同級生たちを尻目に、ひとりさびしく北関東でオタクな趣味にいそしむ私の姿が浮かんできます。