春の旅行第2日目

2日目は備中高梁に向かいました。ジュニアのスマホで調べると、
もうすぐ貨物が来るみたい。だったら撮ろうかということで、iPadのムービー機能で撮影
したものを一時停止させたものが以下のもの。案外いいですよね。

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1024号機って機能の夕方倉敷駅で見た機関車ですね。山陰地区で一晩明かして上ってきた
のですね。私はガチな撮影には7Dmk2。このような旅行ではちょっと一眼レフは重いので
キャノンのG7Xを使っています。が、昨日の夜は飲んで帰ってきてそのまま寝て、
充電し忘れ、おまけに普段の旅行では必ずカバンに入れている予備バッテリーも
宿に置いてくるという失態。ってわけで二日目はほとんどiPadProで済ませました。

備中高梁の町からは「ベンガラの町」吹屋に向かいました。地理院地図で見た限り、
なかなかな道を通らざるを得ないことは覚悟していましたが、対向車とすれ違えない
県道を走ってようやく、こんなレトロな町に着きました。

空き家を貸し出しているのかどうかわかりませんが、土日になると若手のクラフトショップや
カフェが営業されるようで、週末だけかもしれませんが、若い人たちが集まるのは
良いことなんじゃないかなって思いました。この日は平日でしたので、観光客も
ほとんどおらずゆっくりできました。

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吹屋で圧巻だったのはこの「民家」。城のような石垣ですよね。でも「民家」です。
入り口の門の上には「寝ずの番」が詰める部屋もあって、まぁちょっとした豪族の
城のような感じです。それだけ「ベンガラ」で儲かったということなんですよね。
車でくると、失礼ながらこんな山奥に!?という感じなんですけれどね。

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吹屋の後は山田方谷の出身地に向かいました。司馬遼太郎氏の「峠」を読んで以来、
きたいと思っていたところです。ようやく来ることができました。この駅名、方谷って
人名ですから、当時の国鉄は嫌がったらしいのですが、地元の熱意に負けたとのこと。

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この後資料館に伺うと、地元の方が解説してくださったのはいいのですが、私は詳しい
歴史には興味がないのですが、詳しく話されるのです。ざっくりとした歴史の話を
伺いたいですし、今の産業とかにも話を振ったのですが、イマイチな反応でした。
とはいえ、この辺りは「準平原」で高原状の地形なのですが、その高原ではピオーネ
が栽培されているとのことでした。本当はここらへんの話が聞きたかったんですけどね。

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午後5時前にようやく備中高梁に。武家屋敷が残る城下町は桜が満開でしたよ。
夕方も貨物がくるということで、カメラを構えたのですが、来ませんでした。
とはいえ、高梁の町はそこそこ良かったです。次回は山の上のお城に登ってみたいですね。
この町。日本で唯一の寝台特急に乗れば東京駅から直通で来られるんです。
ですから、行くぞ!!って決意と、それなりのお金を投資すれば行くことができます。

ふらりと寝台車に乗って・・・ってなんとなく憧れます。