北海道旅遊報告 四日目(最終日)

この日はまぁ言うなれば帰るだけ。とはいえ行きと同じルートでは面白くないので、
奥羽本線秋田新幹線経由で帰ることとしました。

まずはまだ日の出前の札幌7時前出発のスーパー北斗新函館北斗を目指します。
今回は指定席が窓枠に重ならない良い席だったので満足。当然席は噴火湾側のD席。
これは苫小牧の王子製紙。産業が発達している街は頼もしい限り。

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日曜日の早朝の列車ですから、指定席車の乗車率は25%以下。なので山側の座席も
空いていて、昨日同様、景色を見るため右に左にと座席を移動しました。
これは樽前山と支笏カルデラかな。2016年8月に行った時は、支笏湖から上の工場に
電力を供給する発電所などを訪ねました。

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下の駅名は「北吉原」大昭和製紙の工場がある街です。富士山の麓にある「吉原」に
大昭和製紙の工場があり、北海道に新規工場を作ったので「北吉原」。
もっとも釧路の手前には「新富士」という駅があり、そこには日本製紙の工場が
あったりします。要するに紙の原料である針葉樹をもとめて北海道に立地したって
ことですよね。

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2016年の旅行でも気になった製糖工場。「てんさい」=ビート=さとう大根からつくる
お砂糖の工場。さとうは産地による味の違いがない商品ですから、安価な外国産品が
入ってくると厳しいですよね。私はある程度関税で保護すべきかと思います。

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新函館北斗北海道新幹線に乗り換え、新青森に到着。ここからは結構お客さんが
乗り込んできました。やはり北海道に行くとなると四時間かかる新幹線は敬遠され、
やはり飛行機がメインなんでしょうね。新青森駅にはお土産・食堂街があり、
何気なくラーメン屋に入りましたが、この煮干し味の効いたラーメンは実に美味しいものでした。
で、特急「つがる」の始発駅である青森駅に向かいます。結構お客が乗り込みました。

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「つがる」に座れないと嫌だなぁと思ったので、昨日のうちに指定席を押さえておきました。
すでに6回分は使い果たしているので、その料金は追加支払いですが、まぁこれだけこの
切符を骨の髄まで使い倒しているので、このくらいの出費はJR東日本へのお布施と考えました。

結果的には自由席もガラガラで問題ありませんでした。とはいえ自由席には新青森で結構
乗ったようでしたから、隣の席にもお客さんがきたことでしょう。結果的には私の隣には
札幌から東京までどなたも来ず、体の幅の大きな私にとってはラッキーでした。

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青森から秋田まで昼間の列車で移動するのは本当に久しぶりでした。雪で遅れるかと心配
していましたが、秋田には定時に到着。接続時間がわずか5分の「こまち」にはキオスクで
大館駅の鶏めしを購入してから乗り込みました。この駅弁、初めて食べたのですが、
とても美味しかったですね。近年では「牛肉どまんなか」以来の感激でした。

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雫石あたりで真っ暗になり、東北新幹線に入れば東京まで約2時間・・・。
いやぁ速いですねぇ。で日曜日はこれでおしまい。月曜日は仕事ですが、
その報告はまた後日。