電機鑑賞

年を経るにつれ、顔を突っ込む分野が増え、そんなことから忙しくなってきました。
というわけで、今日は久しぶりに電機をじっくり鑑賞してまいりました。

毎年この時期に埼玉に行く用事があるため、その用事の後恒例の秩父鉄道に行ってきました。
これでこのパターンは3回目かな。

場所は定番、武川駅付近のいつもの場所。釣り掛けモーターを唸らせ、電機の登場。
痺れる瞬間であります(笑)。重い電機の後は、石灰石輸送用貨車「ヲキ」の軽やかな
ジョイント音が続きます。黒い貨車が連なる景色なんて、昔はどこでも見られたものですが、
今や日本でも数箇所しか残されていないですよね。とても貴重です。
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続いてやってきたのは、これぞ日本でここだけの川崎付近からの石炭輸送列車。
おお、先頭は最古参の102号機ではありませんか!!
上の機関車と貨車はぱっと見同じですが、よく比較すると両者とも違うんですよ。
比べてみてください。

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熊谷貨物ターミナルからの石炭列車は、配線の関係から一旦武川駅に向かい、そこで
今来た線路を戻って積み下ろす場所に向かいます。ですから、今去っていった石炭列車は
機関車を反対側に付け直したらすぐに戻ってきます。なかなか美味しいですね。
それを写したのが下の写真。タムロンの望遠レンズで撮りました。が!!!!!!!

なんとレンズにカビが!! しかも内側のレンズ一面に・・・。本棚の下段という
湿気の多いところに置いておいたほうがいけないのかもしれませんが、レンズがカビる
というのは初めての経験で、ショック・・・。とはいえ下の写真に明らかなカビの
影響はないような・・・。でもクリーニングに出さないとね。ああ、余計な出費。

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秩父鉄道は30分に一本くらい貨物がやってきます。この近くには良さげな「定食屋」があり、
そんな定食屋でカツ定食など食らいながら、店にあるスポーツ新聞を読むというのが
正しい旅のスタイルなのでしょうが、時間がありません・・・。ということで撮影の合間に
弁当屋で買った天丼をかきこみました。

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そうそう、秩父鉄道の電機は冬期は霜対策のため二つパンタグラフを上げています。
それも、毎年この時期に訪れている理由の一つです。

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空になった石炭列車は今度は川崎方面に戻ります。それを狙ったのが以下の写真。
冬晴れの光線を横に浴びていい感じですね。

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久しぶりの撮影はいいですね。この後は渋滞が始まる前になんとか家にたどり着きました。
冬は今まで鬱憤を晴らすように赤電など撮影するぞ!!