東北旅行報告 その3

計画的に仕事を振っているので、週に1日は休める状態です。
本来であれば秋晴れの1日、カメラを持って・・・と考えていたのですが、
こうも雨続きではねぇ・・・。千葉にでも行こうかと考えていたのですが、残念。

さて夏の東北旅行の3日を報告します。
この日は八幡平を目指しました。昔、寝台急行北星で盛岡に向かい、盛岡バスターミナルから
八幡平に行ったものの霧で・・・ということで数10年振りのリベンジってわけです。
でも目的はその途中にもあります。松尾鉱山跡をこの目で見たかったのです。

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雲上の楽園と言われた松尾硫黄鉱山。コンビナートの煙突に公害防止のための脱硫装置が
ついてから、硫黄はいわばタダで手に入るようになったわけですから、わざわざここで
採掘する必要はないわけです。山の中に突然見えてくる廃墟化した団地というのは、
なんともシュールな光景で、昔一瞥してからいつか行ってみたいと思っていたのでした。

残念ながらこれ以上近づくことができないため、これで引き返しましたが、
うるさくない時代でしたら、私はきっと中を探検していたと思います。

さて、このあと八幡平の山頂に向かいましたが霧・・・。なんとかそれでもハイキングを
と考え外に出ると強風・・・これでは遭難確定ですので、泣く泣く下山。
リベンジは叶いませんでした。

しかたなく下山途中にある後生掛温泉に行ってみました。ここ。実はここも気になっていたところ
なのです。それは今をさかのぼること四半世紀前、私はある候補に注目していました。
三井りほうというその候補者は、選挙公約に「公立料理教室の創設」「にしんを食べると
怒らない」など、数々の常人には理解できない公約を掲げ、私の興味と関心を鷲掴みにしました。
どうやら当時、大川総裁も注目されていたようで、三井候補の消息は、氏の書籍で知ることが
できました。氏はこのような候補者をインディーズ候補と名付けてしますが、私は
泡沫候補という呼び名が大好きです。

で、その三井候補の政見放送の第一声が、「たったいま後生掛温泉から命からがら
逃げてまいりました」というものだったのです。

後生掛温泉ってどんなところなんだろう?そのような疑問をとうとう解明できるぞ!!
はい、こんなところでした。

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湯治宿として有名だそうですが、八幡平でハイキングできませんでしたので、散策路を歩き、
気持ちの良い時間を過ごすことができました。
温泉はまたこんどゆっくり来ることとして、そのまま下界に車を走らせ、東北六県の高速
乗り放題のチケット買ってあるので、予定していなかったのですが、弘前に行ってみることにしました。

なんの予備知識もなく行ったので、とりあえず市街地の中心部にある観光センター的なるところへ。
そしたらこんな素敵な建物があるではありませんか。

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この裏にも建物があり、かつて英語の先生?が住んでいらしたとか。で、その先生方がこんな方々。

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フォレット先生だけなんで裸なんですか?きっとこの写真しかなかったのでしょうが、
他の先生方との違いが際立っていますよね。

このあと「りんご公園」に行ってみました。正直あまり期待していなかったのですが、ここが
大正解!!有料のりんごもぎり体験も実に面白いものでしたし、この公園のレストランで飲んだ
このりんごジュース。これまで飲んだりんごジュースの中で最もおいしいものでした。
諸兄にもつよくオススメするものであります。

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あとは、ブラタモリでも紹介された寺町を少しばかり散策し、それから弘前城に向かいました。
現在石垣の修復作業中で、城は曳家でこの場所に移転していました。その城の正面に
鉄パイプで組んだ見晴らし台があり、登ってみると、おお岩木山が!!

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今年の夏は雨ばかりで、岩木山が見えたのもこの一瞬だけでした。

このあと伝統的な建物が保存されている地域を見に行きましたが、ここは正直イマイチでしたね。
鹿児島の知覧の武家屋敷とか既に見てしまっているのでね・・・。

翌日は定番の小岩井牧場に行きました。その報告はまたこんど。