夏休み報告 その2

自治体の宿が八ヶ岳山麓にあるので、いち早く予約しておきました。
避暑に好都合と考えたのですが、今年は避暑の必要はあまりありませんでしたね。

で、まっすく八ヶ岳に向かうのも面白くありませんので、自由研究の続き。
噴火した浅間山に行ってみることにしました。渋滞が大嫌いな私は当然早起きし、
浅間山の麓には午前8時過ぎには到着することができました。

まずは群馬大の早川研究室のサイトで見つけた見学コースに則って、東大の観測所の
裏に行ってみました。するとこんなはっきりとした露頭が!!

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自由研究する人と一緒に撮ってみました。黒い部分が江戸時代の地層で、その上の褐色の層は
天明の噴火で積もったスコリア、軽石です。ざっと2メートルはあるでしょうかね。

でもって浅間園なるところに初めて行き、溶岩でもみるかね、と歩いていると、
はて、早川先生の学習グループに遭遇!!お声をおかけし、その仲間に入れていただくことに
しました。溶岩流と、それがブルドーザーのように押しのけたスコリア層の違いなど、
絶対に気づかなかったであろうことを解説していただき、とても勉強になりました。

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天気は悪かったのですが、火山の専門家の面白い話をたくさん伺い、先生に教えていただいた
お食事どころで素敵なランチを食べてから、我々は天明噴火によって引き起こされた土石流
(昔は火砕流って言われてましたよね)によって運ばれてきた大きな岩を見に行きました。
あまりの大きさに撤去を諦め、別荘地内のロータリーの真ん中に鎮座しております。

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さて次は鎌原観音堂です。ここはざっと30年ぶりでしょうかね。一時期天明噴火を卒論の
テーマにしようかと考えていた時期があって、「大前」への乗りつぶしもかねてきたことが
あります。当時は観光客も多かったのですが、この日はあまりいなかったですね。当時は
階段から老女を背負った女性の骨がでできたというニュースから、あまり経っていなかった
こともあり、人気も高かったのだと思います。今はこの事実を知る人も少ないのではないでしょうか。

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さて次は、やっぱりここまできたらダムみたいですね。素人考えですが、もうこんな巨大ダムの
建設って日本では無理なのでは?と思っているので、その工事の様子を見たかったのです。

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うひょ~黒四ダムとかで見た建設の様子のビデオの本物版が見られて感激!!で反対側を
見てみると、あらら川原湯の駅は跡形もないですね・・・。

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ここにダム湖ができるなんてまだ信じられませんね。
ってことでここから、軽井沢に出て高速も使いながら八ヶ岳の宿には食事時間ぎりぎりの
6時に無事到着いたしました。

で、翌日の話はまた今度。