足立をふらふら

初めて人間ドックなるものを経験してきました。
着替えるとスマホを渡され、その画面に「採血のところに行って」とか、
「次はレントゲンです」といった情報が院内の地図とともに表示されました。
これはすごく便利なシステムだすね。とても驚きました。私はスマホなるものを
初めて長時間持ちましたので、裏側を眺めたりしておりました。

で昼頃に健診が終わりましたので(今回は脳ドックもオプションでつけましたので
MRIとやらも初体験してきました)、夜の飲み会まではフリー。メトロの一日乗車券で
いろいろ出かけてきました。まずは近くの文京区ふるさと歴史館に行ってきました。
まぁ知ってることがほとんどでしたが、昔の本郷通りの仔細に記した地図は興味
深かったです。「ここの剪定ばさみは切れ味が鋭くて評判」とかいう書き込みもあり、
今高層マンションが建ち並ぶには鍛冶屋さんがいたのですね。

さて次はどこに行きましょうかね?と、せっかくだから菊坂周辺に行ってみましょう。

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まだこんな古い建物が残っています。かつての東大生向けの下宿?でしょうか。
いずれにせよ。広い通りに面していませんから、再建築不可能ですね。

あまり猛暑に歩く気力も失せ、地下鉄に逃げ込みました。そしてついたところが北綾瀬
足立区郷土博物館に行くためです。北綾瀬駅はホームを延伸して10両編成が停まれることに
するそうですが、出入庫の列車は北綾瀬発着になるのでしょうが、通常はこれまで通り3両
なのでしょうね。

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展示はなかなか楽しかったですよ。これは肥溜め。こんな屋根付きのものが多かったのだそうです。
で、武蔵野台地の上と違って都心部の肥を船を使って運搬できたことは有利な点だったそうです。
この博物館の展示を見ると足立が近郊農業から工業化、そして宅地化へという流れがよくわかります。

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これは昭和30年代まで行われていたチューリップのビーニールハウス。花は鮮度が重視されます
から、高速道路や保冷トラックのなかった時代には、市場に近いということで重要だったわけ
ですね。このような近郊農業の展示は葛飾区の博物館も充実していますよ。

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て、有名な「お化け煙突」です。もちろん現物は見たことがないので(輪切りになった煙突を
利用した滑り台は見に行ったことがあるような、ないような・・・)こんな感じで角度を変えて
写真を撮ってみました。

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なるほど一本に見えるポイントというのはかなり限られるのですね。
この後は普段あまり乗らない日比谷線に。「新車」だと思っていたらもう置き換えなのですね。

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この後、人間ドックの精進落とし(笑)として飲みに行きました。