復路のフェリー

鹿児島から一気に北上し下関を目指しました。
途中熊本付近では地震の影響で片側一車線となっており、そこそこ渋滞していましたが
他は順調で昼過ぎには下関に着きました。単に関門海峡を橋とトンネルで通過したかった
だけですので、観光はせずすぐに小倉に戻ってこんなところへ。

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昨春も訪れたTOTOの博物館です。水回りの進化は私にとっては「なつかしい」もの
でしたが、Kidsたちにとっては「あたらしい」ものであったようです。
今日の船は午後5時半出航ですから、午後3時半を目指して新門司港に向かいます。
今回は2室しかないロイヤルを2ヶ月前の「9時打ち」で確保してあります。

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15000tのフェリーはまるで、海に浮かぶビル。ロイヤルは最上階のベランダがある部屋です。
昨年乗った「さんふらわあ」の特等にベランダがあり、その爽快感が忘れられなかったため
今回もベランダ付きの部屋を確保しました。そしてこれが大正解。
他社フェリーもそれぞれの良さがありますが、私は阪九フェリーのロイヤルが一番素晴らしいと
感じました。自信をもって諸兄にお勧めできる船室です。是非ご利用下さい。

まず、ドアを開けるとこんな感じ。

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右にソファー、左に見えるテレビの裏側に寝室があります。それがこんな感じ。

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寝室にもテレビがあるのですが、時としてフルセグ電波が届かずワンセグになる点だけが
残念でした。まぁ、BSにすれば良いのでしょうけれど・・・。そして圧巻がこれ。

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最高な風呂ですよね。さんふらわあの船も外が見えるのですが、こちらの船の方が
新しいだけ素晴らしいです。出航時、そして入港時と2度も入ってしまいました。
そしてベランダ。この船でベランダ付きの部屋はロイヤルだけですからね。
椅子を持ち出してこんな景色を見るのは大変贅沢であります。

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瀬戸内航路は波もなく船は滑るように進みます。この部屋は2名定員ですので、
もう一部屋和室を確保しまして、私とジュニアはこっちに寝たのですが、ホールに近く、
また、通路を歩く人の足音もやや気になりました。なるほどだからロイヤルは
エンジンの振動がやや小さく、そして通り抜け客がない通路の最奥に部屋があるのかと
納得。とはいえ、悪い部屋ではありませんが、なにせロイヤルを見てしまったものですから。

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さて泉大津港には朝の六時に到着しました。しかし「ゆっくりステイ」プランを利用
しましたので、7時半まで船内で待機できます。せっかく高い部屋をとったのだから
使い倒そうという貧乏根性から選択したのですが、これが大正解。

船内の浴場の露天風呂の体験できましたし、なんとも素晴らしいのが7時半まで
食堂も営業しているので、空いている食堂でゆったり食事をとることができました。
船内もお客さんはほとんどいませんでしたから、こんな感じで船内の写真も撮り放題。

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おや、あれは電車?

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7時半にロビーに集合し、船員さんの点呼?を受けて車両甲板に向かい、後は帰郷するのみ。
名阪国道から伊勢湾岸道に入り、新東名の浜松 SAで、かつて日暮里在住のS氏に教えて
いただき、大好きになった「石松餃子」を食べれば、大和トンネルの渋滞にかからず
帰郷することができました。

以上、九州報告はこれにておしまい。
すっかりフェリーの旅の虜になってしまいました。今度は北海道航路かなぁ。
でも私は船に弱いので、厳しいかなぁ・・・。