鹿屋から桜島へ

鹿屋はまだ雨です。さて、屋内の何か施設はないものかと探すと
大隈線の記念館があるとのこと。どうせボロボロ旧駅舎に切符などがあるだけだろ?と
期待せずに行ったところ意外や意外、新築の駅舎が現れました。

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まずは良いところから紹介しましょう。駅舎の裏手にはキハ20が保存されていて、
まぁそこそこの保存状態でした。

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また、旧大隈線で使われていた駅の用品が展示されていて、なかなかこれは秀逸でありました。

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これ、我々世代のマニアには涙がチョチョぎれる看板ですよね。客車三段式って20系ですからね。
もはやこのマークも現役の車両から見られなくなりましたものね。あとはこれ。

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宅配便がなかった時代なんて、今の若い人たちには理解できないでしょう。このような制度が
あったからキハユニもマニもあったのですよね。ただ、私は利用したことがないので
詳しくわからないのですが、小荷物と手荷物はどう違うのでしょうかね。

さて、ここからはこの資料館への苦言です。
このような立派なレイアウトがあるのですが、その車両がですね・・・。

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ロマンスカーの中間車が一両で走っていたり・・・。

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蒸気機関車がこんな感じになっていたり・・・。

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C62の動輪なんかも外れてしまっています。

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完全に復元するのは難しいでしょうが、もうすこしいたわってあげたいなと感じました。
私の自宅に近ければ、ボランティアを買って出るのですが・・・。

という鹿屋の町ですが、素晴らしいと思ったのはこの光景。自衛隊の基地があるため、
鹿屋の中心地には歓楽街があります。その道路の標識がすごい。

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21時から2時まで歩行者専用って(笑)、その時間帯には酔った自衛官で溢れているって
ことでしょうか。ここから基地まではそこそこの距離があり、画面左手奥にはタクシーの
営業所もあり、自衛隊の基地、歓楽街、タクシー会社という良き経済連携
あるのかなと思いました。ぜひとも夜の鹿屋を味わいたいものだと思いました。

で、帰りはかの有名な桜島の噴火で埋まってしまった鳥居を見て鹿児島市内に帰りました。

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翌日は門司まで車で移動し、フェリーで大阪へ、そこからまた車で東京まで帰りました。
次回はフェリーの内部をご紹介します。