下見ついでに

先日一月末に企画している巡検の下見に行ってきました。
まずは四半世紀以上行っていない修善寺へ。

なんでも伊豆半島全体がジオパークになったようで、その広報施設・博物館のジオリア
という施設に行ってみました。ボランティアの方が解説してくれるのですが、これが◎。
私のような、ややマニアックな質問にも的確に答えて下さり、久しぶりに得た充実した
時間でした。なかでもこの人工砂を使った地形形成モデルは最高でしたね。

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画面上から水が流れてくるわけです。で、今は画面の外になっていますが、画面下にある
排水溝の高さを低くして、手前にある水の水位を下げました。つまり海水面変動が
あったという状態を再現しているわけです。で、そこに水を流せば下方侵食が再開し
河岸段丘ができるということを目で見ることができるわけです。

今度行ったら蛇行させて、三日月湖を作ってみようかと思います。
これ、人工砂がとっっっっっっても高いらしいのですが、是非欲しいですね。

さて修善寺の街も歩きましょう。ピカイチだったのはこの精肉店
今はパワーストーン屋になっているのですが、お肉をディスプレーしていたガラスばりの
冷蔵庫のなかにパワーストーンが入っていておもしろかったです。

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修善寺の温泉街は小さいなという印象。そこそこ賑わう場所もあり、ほどほどに廃れている
場所もあり、楽しめました。私は廃れたところに関心があるので気になったところはここ。

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ここは今はやっていないようです。一番手前のこの人形は・・・拡大してみましょう。

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日に焼けてすっかり退色している未来のネコ型ロボットとアメリカ産メスネズミでしょうか。
なんとなくちょっと違った感じもしますね。版権的にアウトなものなのかもしれません。

さて、では三島市内に移動しましょう。これは「いずっぱこ」のオリジナル車両ですね。
方向幕が「幕」というのが時代を感じますよね。

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反対側のホームには185系。もうすぐ置き換えでしょうね。もっとも私のなかでは
153を置き換えたやつというイメージが今でも少しあるのです。歳をとったものです。

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しかし今見てもこのストライプのデザインは新しいですね。当日のお堅い国鉄のなかで
これを貫いたのは大したものですよね。編成を眺めていてこんなアングルで撮ってみました。

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あと数年もしたら、若いファンからこれは何の装置ですか?と聞かれるのでしょうね。
もしかして山手線内に入ってくる定期運用の抵抗制御車はもう185系だけ?
キュ~ンという送風機作動音とか好きなんですけれどね。
私たちにとって、185系は新型国電ですが、もはや抵抗制御のこの電車は
「旧型国電」なんですかね。時代を感じてしまいます。