久々の逍遥

私の仕事は案外11月が繁忙期だったりします。
なものですから、なかなかお休みが取れず、先日2週間ぶりに休みが取れましたので、
埼玉県に行く用事があったので、そのついでに秩父鉄道に行ってきました。

熊谷ターミナルから三ヶ尻貨物駅までロケハンしましたが今ひとつ良いところがなく、
結局旅客線と合流する武川駅近くの有名なポインドで撮ることにしました。
まずは石灰(空)列車が来ました。背景の紅葉が実に綺麗ですね。
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この後、10分もしないで石炭(積)列車がやってきます。
今や石炭列車はここだけ、だと思います。川崎の埠頭から三ケ尻駅に隣接する
セメント工場に運ぶのですが、一旦武川駅に行って、折り返す形で三ケ尻駅に向かいます。
配線の関係でそうなっているそうですが、無駄ですよね。もっともマニア的には二回
撮れるので大歓迎です。

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この後は上の写真の画面左側に進み、武川駅付近に向かいました。ここは以前来たことがあります。
こんな感じでスッキリとした直線で撮ることができます。着くとすぐに三ケ尻駅に向かう石灰石(積)
列車が出てきました。厳冬期には架線に付着する霜をとるため(って聞いているけれど)に
パンフグラフを二つ上げるのですが、この日はまだまだ暖かな1日でしたので、
パンタは一つだけしか上がっていません。やっぱり二つあげて欲しいですよね。

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そしてしばらくすると先ほどた武川駅に向かった石炭(積)列車が発車します。
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石炭用のホキ10000(セキじゃないんだね)っていうとK氏と西浦和に行った時に撮った
記憶があるけれど、あの時は新製直後だったのですね。

この後は秩父方面から武川にやってくる列車がありますので、移動します。
今日は車ですので楽でしたが、歩いてもそんなに距離はありませんので、
暖かな日でしたら電車で来ても良いと思います。国道にはコンビニもあるので便利です。

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この場所も以前来たことがあるところです。構図も先ほどの場所と同じような感じですので、
白黒にして、形を強調することにしてみました。1956年製の古~い103号機ですね。
武川駅で長時間停車した後三ケ尻駅に向かうのでしょうから、この後撮る時にはカラーに
してみましょう。

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ところが撮影場所についてみると、103号機の入れ替えが始まっていました。ありゃりゃ
これは機関車の交換でしょうね。案の定下の写真のように507号機に変わっていました。

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さて最後は三ケ尻から熊谷ターミナルに向かう石炭(空)列車を撮りに行きましょう。
今日は車で来ていますからね、機動力を活かさなければ。で撮った場所が下のような所。

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ここ、手前のガードレールが邪魔ですよね。そこで初めてジュニアが撮影用に使っている
脚立を取り出し、そこに登ってこんな構図で撮りました。

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ここまでざっと12時前から2時過ぎまでのわずか2時間。今これだけ濃密に貨物が来る場所は
なかなかないのではないでしょうか。諸兄にも秩父鉄道での撮影を強くおすすめいたします。