欅平へ

高熱隧道を抜けると欅平駅の上部に出ます。
客車を降りて振り返るとこんな景色でした。天井に蛍光灯というのが
なんとも面白い光景です。
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この場所から欅平駅に下るエレベータ方向を見たのが下の写真。
ナローなので客車はとても小さく、まさに「箱」という表現がぴったり。

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さて欅平駅に下るエレベータが見えてきました。

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すぐに下るのかと思いきや、展望台があるらしく、そこから景色を眺めました。
いまひとつ位置関係が今も理解できていないのですが、第三発電所工事中に起こった
雪崩による宿舎が吹っ飛んだ事件で、その宿舎が叩きつけられたのがこの岩盤ということらしいです。
ここらへんの事情は是非とも「高熱隧道」をお読みください。

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では欅平駅に降りましょう。このエレベータに乗ります。みてお分かりの通り
線路がありますよね。はい、車両はこれで運ばれるんです。右の看板を見ると
4.5tまで平気なようですね。ってことは、ここまで牽引してきた機関車は10tだったから
分解して運んで、上でまた組み立てたのでしょうね。

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さて、下に降りるとこんな客車がお出迎え、ちょっと走って解散場所の欅平です。

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とにかく素晴らしい見学会でした。鉄道や土木工事に興味がある人は仕事や学校をサボって
も見学する価値があると思います。また、本来工事用の箇所に一般人を入れるために
関西電力を始め、相当のご苦労があったと推察します。深く感謝いたします。

この後は黒部峡谷鉄道宇奈月温泉地鉄で魚津。そこから三セクに乗り換えて富山入りしました。

翌日は地鉄乗りつぶし、翌々日は立山登山と相成りますが、ご報告はいつになることやら。