倉岳山の麓に行ってきたよ。

先週の金曜日もお休みをいただきましたが、気力が湧かず結局夜の飲み会だけ。
今週は電車でEF64を追いかける、サイクリング、富士塚巡りなどいろいろ考えましたが、
名古屋ベース解約後やっていなかった車での放浪がしたくなりました。
そこでカメラを積んでとりあえず一般道で西に向かいました。

運転しながら、お昼はなんとなく吉田うどんかなぁとか考えていましたが、
鳥沢の鉄橋によってみると実に良いところではありませんか。

中央線で撮影するなんて考えてなかったので、貨物の時刻など知りませんでしたが、
着くや否やこんな短い編成の貨物列車がやってきました。

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構図もなにも考える間も無く撮りました。今日はあくまで放浪メインで撮影ではないのですが、
一度撮ってしまうと作品に納得がいかなくなり、「吉田うどん」はまた今度!!となりました。

続いてきたのはE233。先週?倉岳山の上からも撮りましたが、この銀色電車、
都市の中では違和感がありませんが、自然の中ではイマイチですねぇ。
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やっぱり映えるのはE257ですね。こうやって横がちの構図で撮ると、車体模様の違いが
見られて実によろしいですな。

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やっぱり自然のなかでステンレスの電車はイマイチ。まぁアンダー気味だから暗く見える
ということもあるのでしょうけれど・・・。
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くだりの「あずさ」かな?「かいじ」かな?11両だから「あずさ」かと・・・。
お昼頃になると光線状態は徐々に良くなってきます。この場所は午後がベスト。
やっぱり自然の中ではこのような塗装が映えますね。

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さてそろそろ帰ろうかな、と思いましたがここで欲がでできました。
やはり置き換えが決定している「スーパーあずさ」も撮らないとなぁ。
ということで近所をウロウロして時間をつぶしました。

本当はこの上りの「あずさ」をこの構図で撮ってから、下りはべつのアングルから撮る予定
でしたが、この上りが遅れていて、下りをとるポジションまでの移動がシビアになりましたので、
仕方なく、同じ場所で下りを撮りました。

薄雲がちょうど編成中央にかかってしまいました・・・。

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下の、下りの通過時には雲はかかりませんでした。
とはいえそうなると白い部分が飛んでしますね。
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さて、帰りましょう。でも本来下りを撮ろうと考えていたアングルでも
もう一枚撮りたいよなぁ・・・と考えてもう30分待ちました。そして撮ったのがこれ。

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ここ、墓地の横から撮るのです。墓地というと嫌がる方も多いでしょうが、私は寺町で
育ちましたので、お墓はそんなに嫌な気がしません。ただ、神聖な場所ですので、
きちんと敬意をはらって墓地には入りました。

帰りがけ、立派なお墓があり何か石版に文字化刻まれています。はて・・・
と読んでいくと、その家族は明治の十津川村の大水害で家が破壊され、この山梨の地に
移住したという家族の歴史が書かれていました。
十津川村といえば、北海道への集団移転が有名ですが、ここ山梨にもきた方がいて、
その祖先の苦労を子孫がきちんと墓所に書き記しているその姿勢に感銘を受けました。

合掌してその墓所を後にし、大月から奥多摩に抜け、自宅に戻りました。