九州訪問記 最終回

小倉のホテルから東京に帰ります。
普通の人ならば飛行機でひとっ飛び。とはいえ私はマニアですから新幹線で
帰るのが普通です。(むかしだったら「あさかぜ」に決まってます)
とはいえせっかく普段なかなか来られない西にいるので、帰るルートをいろいろ考えました。

山口線で蒸機を撮る。宇部線あたりの未乗区間を制覇する。これまた
未乗区間である山陰本線を延々と上り、サンライズで帰郷などなど。
結局行ったことのなかった筑豊地区の乗りつぶしを敢行しました。

まずは小倉7時半。日田彦山線に初乗車です。

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以外と部活系の高校生が乗っていました。ボックスシートに誰かが座っていると
座らず床に座っていました(笑)。車内には「床に座らないで」とのポスターも
掲示されていましたが、きっと文盲の高校生なのでしょう。不幸なことです。

筑豊はいずれじっくり歩いて回りたい地域です。炭鉱や石灰石の鉱山。セメント工場など
魅力的な施設がたくさんあります。私は「筑豊炭田の閉山」ということから地域の
活気があまりないのでは・・・とマイナスの予測をしていましたが、車窓から見た限り
そのような感じはあまり受けませんでした。やはりちょっと電車に乗れば博多、小倉、八幡
といった都市につながっているという立地の良さがあるのではないかと感じました。
ここらへんは、じっくり調査する必要がありそうです。

さて、田川後藤寺駅です。かつては「セキ」で賑わったであろう駅構内は広々としていました。
停止目標の柱が邪魔ですが、こんな感じで今や東日本では貴重なキハ40系を一枚。
まぁ更新仕様なので仕方がないのですが、ベンチレーターがないのはどうも臥龍点睛を欠く
といった感じです。

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ここからは新飯塚に向かいます。この車両はむかし三角線で乗りましたね。
バスのようなドアが印象的です。車内は転換クロスシートで快適な車両でした。

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田川後藤寺駅はいい駅でした。今度は街も歩きたいですね。

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新飯塚に着くと反対側には電車が止まっていて、鹿児島本線との接点折尾まで電化されています。
その末端はこんな感じ。意外と余裕がないなぁというのが感想。

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実は当初は博多方面に行こうかと考えていたのですが、博物館に行きたくなったので
小倉に戻りました。モノレールに少しだけ乗って着いたのが、このようなものを展示している
博物館。TOTOの博物館です。

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小生の子どもの頃に住んでいた家は一番左のタイプで和式便所でした。トイレの水タンクの
位置なんてあまり気にしたことがなかったのですが、なるほど今の最新式はタンクが壁に
埋め込まれていますよね。

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さて水回りの品々をざっと見たので、小倉から新幹線に乗ります。
当然普通車指定席が2列シートの「さくら」です。グリーン車気分で快適に新大阪へ。
ここで一旦途中下車して、ちょっと乗りつぶし武庫川団地へ。

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武庫川駅に戻ると、本線との渡り線があるのですが、その半径が!!

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ということで、これをもって東京に帰りました。久しぶりに長い旅でしたが、
熊本、そして筑豊は再訪したいですし、伊万里唐津も行ったみたいところですね。