九州訪問記 その8
4月1日のお話。
小倉のホテルを6時過ぎに出て、小倉始発のにちりんで宮崎空港を目指します。
と、入線してきたこの列車の窓がおもしろい。
左は従来の窓だけれど、右側はサッシを交換しているのですね。
どうして片方だけなのかな。お金がないの?とも思うけれど、エアコン故障時を
考えると、窓が開く箇所を残しておくことは大切なので、そのためかな?
さて「にちりん」ですが、なんと朝一番の列車は、普段指定席のセミコンパートメントが
自由席扱い!!なもので私とジュニアでそれぞれボックスを占領。
優雅に九州を南下することができました。
ばれちゃうぞ!! あっ、すでに計画停電なしでやっていけてるってことでばれてるね。
あっこれ、トップナンバーでした。
今気づいたのですが、助手席にデフロスターが付いているのですね。
九州の車両には付いていないのです・・・?と考えますがどうなのでしょう。
国鉄時代の広域移動で九州入りしたのかな?でも分割民営化から30年近く経っていて
その間に取り外されないっていうのも考えられないよねぇ・・・。
さて特急で今度は隼人へ。そして観光特急「はやとの風」に乗車。
ここで驚きました。半分は外国人観光客なのです。しかもツアーではなく個人旅行者。
JRの指定券発券システムは外国人に優しいとは思えず、すごいなぁと感心。
そして昔ながらの駅舎が残る嘉例川ではこんな感じで5~6分止まってちゃんと
写真タイムを設けているのです。ちなみにこの列車「特急」なんですけれどね。
運転とドア扱いは運転士。だから「ワンマン」。でも発車ベルを押したり、
うまいなぁ・・・と感心しました。
こんなボロい駅が観光資源になる時代がとうとう来たのだなあ・・・という感慨を持ちました。
つまりストーリーというか、なんというのかな。そういう味付け次第でどこでも
観光地になれるのだなぁ、つまりはアイデア次第だなと思いました。だって半数の乗客が
外国人の列車なんてそうはないですよ。
そして吉松で右の「しさぶろう・しんぺい」に乗り継ぎます。このホームもアジア人
観光客の見本市といった感じでした。急行「えびの」時代を知っている者としては、
こんな辺鄙な駅に外国人観光客が来ることは微塵も想像できませんでした。
で、いよいよ大畑ループですが、その報告はまた次回。