備えよ常に

タイトルは私が昔所属していたボーイスカウトのモットーです。
そのボーイが中年になったわけですが(笑)。

熊本の地震の被災地の映像が多数入ってきました。
不謹慎ながらこれだけの死者でよく済んだな、と思いました。
阪神淡路と同じ規模の地震が発生したのです。これは恐ろしい!!

鉄筋コンクリートのマンションビロティーが潰れ、市内のこれまた
鉄筋コンクリートの建物の一階部分が倒壊している。これ、昼の
ビジネスアワーであったならば、中で働いていた人は確実に亡くなっていたと思います。
もっとも深夜であったために就寝中の方が下敷きで亡くなったということはあろうかと
思いますが、家族がバラバラではなく、多くの方がコミュニティーにいたことも
あまり報道されてない、住民たちの手による倒壊家屋からの救出活動にも
役立ったと思います。

また、橋の崩落現場は阿蘇観光のメインルートですから、満席の観光バスが
信号待ちをしていたら・・・と想像するだけで恐ろしい限りです。
飛騨川バス転落事故の現場は、こんな感じだったのだろうかと想像してしまいました。

地震も火山もありがたいことに小康状態で、被災者支援とインフラの復旧に
報道の軸が移っている感があります。そこで都市部に住む人々に改めて警告したいと
感じました。

本当、人間って忘れやすいんですが、東日本大震災の後、東京でも物資が
滞りましたよね。正直、備えていない人がこんなにいたのか、と呆れました。

これまた言い方はなんですが、熊本は小さな地方都市です。この人口規模でこの混乱です。

いいですか、九州全部の人口を足すとほぼ東京都と同じなんです。
東京に住んでいる人だけで1300万人ですから、昼の東京にいる人はそれより
多い1500万人程度でしょう。ベルギーやポルトガルの人口は1000万人ですからね。
ポルトガル人全員に救援物資を届けるなんて絶対に無理。だから都市部に住んでる
人たちは運悪く、自分が生きている間に被災した場合は自活するか、被災していない
地域に脱出するか、このいずれかだと肝に銘じてください。

今日は強風の日曜日ですが、米はいつも5キロくらい買いおきしません?
白米の買いおきは・・・という人はウチのように思い切って玄米と精米機を買って
ご飯を炊くってスタイルにしません?玄米って保存が効いてしかも30kg単位で
しか売ってないから、必ず米があるようになります。しかも精米したての
米は実にうまい!!これはグルメとしてもオススメです。
まぁ玄米買うのに少し遠くのホームセンターに行く必要があるという点が
難点ではありますが・・・。

あと、非常食が乾パンっていうのはチョー古い考えで、インスタントラーメン
(キャンプ用コンロで調理が簡単)とかパスタ、コンビーフ缶にシャケ缶。
要するに保存可能なものが昔は乾パンだけでしたが、いまは美味しいものが
たくさんありますよ。とんがりコーン歌舞伎揚げも安い時にたくさん買って
おいて、古い方から食べればいいじゃないですか。

そして私は軽登山をやるのですが、その用品は極めて軽く、扱いやすくなっています。
これを機にそれを買うというのも手ではないでしょうか。東日本大震災時には
ガスメーターの安全装置が作動してしまい、ガスが止まったてしまったので、
(復帰ボタンを押してもなぜかダメでした)登山用のコンロと鍋で職場でご飯を炊きました。

私はそれを家の中にもあるのですが、屋外のスチールロッカーの中にも入れています。

ということで防災について考え、具体的に行動してください。

いつやるの? 今日でしょう!!