九州訪問記 その4

地震の方は「余震」が続いていますね。
阿蘇山もいつもの「もくもく」が続いていて嬉しい限りです。
もっとも人間にとっての1日など、地球からすればほんの一瞬ですから、
まだまだ警戒すべきだと思います。

あと報道でも中央構造線云々の話が出てきましたね。こっちも警戒したいものです。

さて約二週間ほど前の九州のお話。この日は別府から小倉へ移動です。
某老舗レンタカーでプリウスを借りて移動しましたが。途中冷や汗事件が・・・。
というのも別府の国道で信号待ちしているときに、教わったように「P」ボタンを
押してみたんです。で、ドライブモードに入れようとしても入らない。
後続車からクラクション。窓を開けて手でバツじるしつくってハザードだして
エンジン始動、というかREADYになるようチャレンジするのですが、なんともできない。
仕方なくレンタカー屋に携帯から電話すると、なぜかエンジンがかかりました。

ブレーキペダルに足を置いていなかったんですね。

もしかしたら、このあたりATユーザーとしては常識なのかもしれませんね。
私、MT乗りなので、エンジン始動時にクラッチを踏むことは体に染み付いていますが、
AT車にはレンタカー以外に乗らないため、このような癖がついていないのです。
たしかに、ブレーキ踏まずにドライブモードにしてしまうと車が進んでしまうわけで、
理にかなっていますよね。できれば、車の説明のときに一言欲しかったな。
とはいえほとんどの人がATだから、ブレーキを踏むことは常識すぎるため
説明から除外されたのかもしれませんね。

さて別府から高速で豊後森へ。
まずはお化粧直しが終わった96がお出迎え。
かっこいいC62やC59に比べるとずんぐりした9600は嫌いだったのですが、
なんのなんの、なかなかのものじゃないですか。
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このあと小さな鉄道博物館に入りました。下の写真の右上に写っている建物です。
周囲にはこんなライブスチーム用の施設があり、鉄道をテーマにちょっとした
観光地化が図られているかのようでした。ライブスチームは無理でしょうが、
15分1000円でバッテリー機関車なんか貸してくれたら楽しそう。
まぁいろいろあって難しいのはわかりますけれど・・・。

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さて「ゆふいんの森」の通過まで少しだけ時間があるので、博物館で教えてもらった
城下町に行ってみることにしました。下の写真のように本当に小さく、まぁ多少古い
町並みが残っているのかなぁ・・・という程度ですが、私はこういう素朴な町並みを
散策するのが大好きです。

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そして再び先ほどの豊後森駅近くに戻り、まずは「ゆふいんの森」。
動画をキャプチャーしたものをお見せします。

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なかなかかっこいいですね。そして見る限り満席!!これが地震の影響でおそらく観光
どころではなくなってしまったのですから、経済的な打撃は計り知れないですね。

そうそう豊後森ではこのような機関庫が保存されています。
ここにはかつて機関区があり、職員等がたくさん暮らし賑わっていたのだそうです。

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さて当初は豊後森のあとは日田から飯塚、そして平尾台のカルスト地形を見に行こうかと
考えていたのですが、博物館の方から、今日の昼過ぎに「ななつ星」が通過するとの
情報を得ました。これはもう「ななつ星」でしょう!!

ということで急遽ジュニアに撮影地を調べてもらい、そこそこマジな撮影。
7Dはジュニアが使ったので私はコンデジで動画。そのキャプチャー画像をどうぞ。

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当然のことながら初めて見たのですが、お召し列車なみの車体ですね。動画をお見せ
できないのが残念ですが、車体に景色が写り込んでいるんです。なんと綺麗な!!
やっぱり乗るより撮ったほうがいいですね!!

さて時間的に平尾台厳しいなぁ、ではちょっとだけ日田に行ってみるか、古い町並み
もあるって書いてあるし・・・とあまり期待せず行ったところツボでした。
今回の九州旅行でもっともよかった場所でした。

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湯布院のように外国人観光客が少ないためか観光客数がほどほどで、しかも売っている
ものが落ち着いたものが多かったですね。私も日田下駄を買ってしまいました。

下は咸宜園。忘れてしまいましたが、どなか偉い方の書斎兼倉庫だったような気がします。

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この二階からの眺めが以下。ここで読書するのは気持よさそうですね。

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この時点で午後三時半でしたので、飯塚経由はきっぱり諦め、鳥栖経由の高速で小倉入りしました。