九州訪問記 その2

年度始の超繁忙期に原稿の締め切りが重なったもんだから、結構忙しかったっす。

さて九州ですが、昔だったら迷うことなくブルトレですが、かといって新幹線
というのも・・・と考えていたらフェリーの広告が眼にとまりました。
私は船、強くないんですが、瀬戸内海なら揺れないだろうと家族全員が入れる
さんふらわあのデラックスルームをネットで予約。車を持ち込まなければ安いですよ。

さて私は仕事がありまして、それをこなしてから「ぶらっとこだま」で新大阪入りし、
初めて足を踏み入れた六甲アイランドから乗船。ネットの情報を参考に乗船するや
バイキング形式の夕食に出かけました。1500円でこれなら大満足です。
味が・・・というひともいしましたが、私は美味しくいただけましたよ。

で、そのお部屋がこんな感じ。

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手前左にツインベット。その一つの上がB寝台のようになっていて、さらに右のソファーが
ソファーベットとなっています。この部屋の何がいいかって、部屋の中にお風呂があること。
瀬戸内航路ですから浴槽のお湯が揺れることはありませんが、窓があり外が眺められます。
でも部屋の前のデッキは通行禁止区画ですからひとの目は気になりません。
これは病みつきです。さんふらわあのデラックスルームは自信をもってお勧めできます。
諸兄も機会があればぜひご利用ください。

神戸を出港してしばらくすると明石海峡大橋です。感度を思いっきりあげて撮りました。
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手前のデッキ部分は誰も立ち入れないスペースですので、バルコニーからこの景色を
独り占めです。ちなみにこっちのサイドが奇数部屋です。

朝になってバルコニーを撮影してみました。
右の小さな窓がお風呂の窓です。いいでしょ?隣とはこんな感じで仕切られているので
プライバシーもばっちり。夏にここでビールを飲めたら最高ですね。
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土日ダイヤですので、大分に7時過ぎについて、すぐレンタカーを借りました。
某格安レンタカーでしたので、車は10万km間近のビッツでした。四人乗せて
一般道を走る分には問題ありませんが、地方の国道は事実上高速みたいなところもありますので、
そういうところでは苦しい感じでしたね。

まずは「荒城の月」のモデルとなった豊後竹田にも行ってきました。
石垣の隙間に根っこが入り込んでるって感じが、荒城って雰囲気ですな。
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豊後竹田も落ちいた良い街でした。とはいえいろんな古い町並みをみて目が肥えている
われわれとしては、まぁまぁかな、という感じでありました。

さて本日のメインイベントは阿蘇山。前回は団体旅行でしたので好き勝手にできず、
今日こそは!!と思って行きましたが三月終わりの九州で雪に降られるとは思いませんでした。
寒いし、雲がかかっていて眺望は悪いし・・・ということで、また来る口実ができました。

見てくださいこの見事なガリー(雨裂)。牧畜のために木を切って草原を維持しているため、
それもガリーを生じさせる原因ですね。日光の男体山にもこんなガリーがいっぱい
あって、それが私の卒論のテーマでした。だからちとこの手の地形に興味があるんです。

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雪がやんだので、山頂を目指しましたが、警戒地域に指定されてしまっているので
山頂火口には近づけませんでした。御岳山の噴火で死者が出てから及び腰ですね。
これだと観光業者が干上がってしまうのではないでしょうか。

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このあとは久住高原を爽快にドライブし、八丁原地熱発電所へ。
これはそのタービン建屋の中のタービン。こっちとあっちに二機あって、定期検査を交互にし、
その時は中間にあるスペースにタービンを取り出し、検査修繕するそうです。

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で、このあとは宿のある別府に向かいました。距離はありましたが、60km/hていどで
曲がれる道路と高速を乗り継ぐと、別府への時間距離は短いものでした。