地上切り替え その1

東北本線は黒磯で直流と交流が変わります。
ですから機関車の交換を行っているわけですが、次の改正で交直流機関車が
スルー運用になるとの噂が聞こえてきました。噂の出処は労組の「交渉速報」との
ことで確認してみたところそうでした。つまり機関車交換に伴う連結作業等の
要因が不要になるのですから、組合としては黙っていられませんよね。

さて次の改正でそうなるのかどうかはわかりませんが、その可能性がある以上
見ておきたいものですね。そこで晴天の休みの日を利用して行ってみました。

まずは乗った黒磯行きの列車が黒磯に着くや、黒磯を出てしまう列車を
一つ手前の那須塩原で撮りました。まぁ光線状態は悪いですが、記録ということで。

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噂が本当ならこの区間を走るEF66は3月で見納めですね。
上りに電車が来るとのことでしたが「3扉」とのアナウンスにもしや?

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登場当時はロングシートのこの107系を嫌っていましたが、今の時代になると菱形のパンタ。
そして足回りが165系のお古ということもあり、電車の音が昔ながらの電車の音なんですね。
音だけ聞いている分にはいい電車です。まぁ165の台車を履いていますが、乗り心地は
なかなかいいですよね。

さて次に来た黒磯行きの前方に陣取り、車内から運転室越しにこんなアングルを撮ってみました。
駅の上の方向にある「機だまり」(と書くのかな?)も見納めなのかな?
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さて、今まであまり意識して見てこなかった機関車交換を見ていきましょう。
はい、PFの到着です。この日は黒磯でファンは私だけでした。これから増えて
いくのかな?

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直流機はパンタを一つ下げて、切り離されて引き上げます。下の写真の入換信号の上の
信号が交直を示すもので、ちょっと不鮮明ですが、縦に白灯が付いている時が直流です。

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さて今度は交流区間を受け持つ機関車が登場です。入換信号上の黒い四角の信号は
交流を示す赤の横灯が付いているのですが、肉眼でも昼間だからかよくわかりませんでした。
画面右には先ほど牽引してきたPFが早くも上野方の機だまりに向って走っている
ことがわかるはずです。

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PFはこんな感じで進んていきます。上の写真とほぼ同じ場所で撮影しています。
上りホームにもコンテナ編成が止まっていますね。この列車はEH500のスルー運用と
なっているので、黒磯ではおそらく乗務員の交代だけですかね。
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そんな機関車付近を白黒でこんな感じで撮ってみました。

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他にも何枚か撮ったのですが、それはまたの機会にご報告います。
とにかく黒磯は面白いところです。諸兄も訪問されることを強くお勧めいたします。