悲しい写真と美しい光景

先日草津に行ってきました。
高速バスを降りて宿に直接行くのもなんなので、以前から気になっていた
草津栗生楽泉園に行ってきました。ここはハンセン病患者の療養施設です。
先日NHK探検バクモンでも多摩全生園が取り上げていたのでご存知の方もいらっしゃる
かもしれませんね。

私は全生園の中の資料館に行き衝撃を受けました。
楽しいところではありませんが、知っておくべきところだろうと思います。

さて全国に隔離されたハンセン病患者の中で「反抗的」であった患者が
連れてこられ収容されたのがこの「特別病室」という名の監禁施設。
それを重監房といい、それが資料館のなかに再現されています。
その入り口がこれ。

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まことに不謹慎ながら、どんなお化け屋敷よりも怖いと感じました。
富士急ハイランドのあの病院の建物よりも怖いです。

上の写真は、なかの建物を囲む4.5mの塀で、そのなかに二重の区画があって
「特別病室」があります。

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なんという陰鬱な雰囲気!! このなかにとじ込められた人たちの事を思うと
胸がつぶれてしまいそうな気持ちになります。

下の模型は重監房の全体像の模型。一つの入り口を突破しても脱走出来ない仕組みになっている
事がわかると思います。

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というわけで、1日目は暗い気持ちに・・・。でも翌日は快晴で白根草津は綺麗でしたよ。
こまくさもお出迎え!!

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反対側はこんな景色が広がっています。高原の風は涼しかったですよ!!

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とはいえ昼頃になると雲がだんだん湧いてきましたので、雷が鳴る前に下山しました。
気持ちの良いハイキングでありました。

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来週からお休みに入れそうです。ようやくカメラを持ち出せそうですがお盆期間は
運休の貨物も多いでしょうね。