パリメトロ・渡仏最終報告
渡仏報告もこれでようやく最後。
さてなんだか疲れてしまってここら辺から居眠り・・・。フランスの地下鉄は危ないから
さて雨が降ってきたので急遽予定をメトロ乗りつぶしに変更し1日乗車券を
購入しました。パリはゾーン1からゾーン5まであり、ゾーン内は共通運賃なのですが、
不慣れな旅行者にとって、どこがどのゾーンなのかよくわからなかったため
ゾーン1~5のオールマイティーのチケットを購入しました。
さてまずは日本語的な表現にするは「凱旋門下」となる駅まで行き、
ユーロディズニーランド行き方面の電車に乗りました。
最初に乗った電車は途中駅止まりでしたが、車内には最近の日本の電車のように
液晶表示があってとてもわかりやすかったです。
で、ユーロディズニーランド前という駅?という終点に着きました。電車は二階建てでしたので、ゆったり座ってくることができました。
車内はこんな感じ。これは二階席。
これは階下席。
網棚や吊革がないのがわかるはずです。つまりラッシュはさほどでもないのでしょうね。
さて駅の外に出るとこのような光景が。なんだか懐かしい感じがしたのは、このような
アメリカ的な建物を渡仏してからというもの目にしていなかったからでしょう。
もちろん私はこのようにな邪悪な施設(笑)には立ち入ることはありません。
すぐに駅に引き返しました。
するとこの最寄駅の地下にはTGVが止まる駅があるではないですか。
これって舞浜に新幹線が停車するという感じなわけですから、なかなかすごいですね。
フランス各地、あるいは近隣諸国からもTGVでこられるのですね。この立地には脱帽。
では電車の旅に戻りましょう。来た電車に乗り込み車窓を楽しみました。
今外を走る区間では、どちらかといえば黒人の乗客の割合が多いかなぁという気もしました。
途中車庫の横を走ったので車窓から撮ってみたのが以下の二枚。
なかなかかっこいい電車ですよね。
床下も屋根上もぎっちり埋まっているので、機器をどこに乗せているんでしょうね。
居眠りは・・・と言われていましたが、都心部分はそんなことなかったですね。
ところが「凱旋門下」を抜けてパリ西部に入ると車内が怪しくなってきました。
突然大声で叫ぶ人間が出てきたので、停車駅をりようして他の車両に移りました。
というのも、車両間の貫通扉は非常時にしか使えない構造なので、走行中にからまれると
まずいなと思ったのです。ところが別の車両には寄付をねだる人間がいて・・・と車窓を
眺めるこころの余裕はゼロ。安全確保のための緊張しっぱなしとなりました。
この線は治安はさほど悪くないと聞いた上で乗ったのですが、それでこのレベルかとビックリ。
で、終点の駅に着いたのですが、雨も結構強く降っていましたし、駅の地下コンコースには
危なそうな若者連中がたむろしていたこともあり、びびった私はそのまま今来た列車で
帰ることとしました。なわけで、終着駅ではホームからこの機関車を撮っただけ。
始発駅からの乗車ですから、日本の感覚では当然空いている車両に乗るのですが、
ここはおとなしく人がいる車両に乗りました。この地では誰かといるということの方が
安心なのだとわかりました。で、これはこのムッシュを取ったのではなく、外のフランス版
「ク5000」を撮ったもの。車運車は日本では絶滅してしまいましたからね。
外国でどうしても耐えられないのは、「神聖な」車両への落書きの多さですね。
こんな感じで落書きされた電車を見るのは辛いものがあります。まぁ日本だって
私が子どもの頃は「スト権奪取」とか描いてある京浜東北線とかが走ってましたけど・・・。
さてパリ中心部に向かうに取れて車内も人が増え、それとともに私のアラートレベルも
下がっていきました。そしてオペラ座近くの駅で降りました。するとこんな電車が。
なんかクラシカルでいいですね。
この後は雨が激しく降っていましたが、パリ市内を少し歩き観光しましたが、
ここでトイレを探すのに難儀しました。公園にも無料のトイレがなく、なんとか土産物屋の
有料トイレをみつて難を逃れましたが、ケチな私はどうもトイレが有料というものに
違和感を感じてしまいます。
この後は羽田行きのエールフランスで帰ったのですが、その機内モニターがすごいんです。
これは今ここ飛んでるよという地図。オランダ上空だったわかりますね。
そしてこんな画像もあったりします。左手の窓からはこんな景色が見えています
というもの。これは面白いですね。
でもって相変わらず飛行機では寝られないので、映画を見たりして過ごし、羽田に帰ってきました。
おしまい。