モンパルナスからブロワへ

ナンシーからパリに戻り、この日はロモランタンに向かいます。
現地のマーニュ氏によれば「東京のチベット」のように行き難いところの
例として日本では「チベット」が使われたりするが、ロモランタンもそういう形で
使われるとのこと。なるほど昨日のナンシーに比べると今日の行程は厄介かもね。

さてパリ・モンパルナス駅に向かいます。
ここは近郊列車もTGVも発着する駅です。駅全体がビルの下に入ってしまっているのが
残念です。さて、左に機関車牽引の通勤列車が入線してきました。
客車で通勤なんて、日本ではもうありえないですよね。
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もはや見慣れてきた二階建て車両。詳しい形式等はわかりませんが、低いホームであることを
活かした設計になっていますよね。この電車は密着連結器なのですね。二階建ては同じ
でも古い上の写真の連結器はバッファータイプの古いものですよね。

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柵がある中に止まっているのはRER?実はここら辺の区別がよくわかりません。
まぁ外国人観光客が東京メトロ都営地下鉄の区別がつかないのと同じかな。
この電車はドアが台車の上にあるので、低いホームからだと「よいしょ」と
乗り込み、そこから階段を下らないと一階の客室に入れない構造ですね。

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こちらは牽引してきた客車の後ろに回送用の機関車が連結され、牽引してきた
機関車が取り残されるという構図。形はカッコいいけれど銀一色だとイマイチですね。

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モンパルナス駅には、ご覧のようなカーキャッチャーがありました。ワムとかトキ程度
なら効果があるのかもしれませんが、TGVの編成だとどうなのでしょうね。まぁ
ないよりはマシでしょうが・・・。

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さてパリから約一時間でトゥールに着きました(実際の駅名はなんかもっと長い駅名でした)。
しばらくするとローカル列車がいわば0番線のような切り込みホームに到着しました。
ローカル線なんだからスピードだないだろうし、だったら切妻にして客席の面積を
増やせばいいのに、と思いましたが衝突安全性とかを考えてこの設計にしたのかな。

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ホームで待っているとこんな電気機関車もやってきました。まったく知識がないの
だけれど、新しい感じがするのでフランスの「桃太郎」なのかな?

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順番が逆になってしまいましたが、これがパリから乗ってきたTGVです。

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トゥールからブロアまでのったローカル列車の車内です。例によって座席は転換できません。
ローカル線の各駅停車ですが、シートは良かったです。リクライニングできたかどうかは
覚えていません。

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デッキ部分の写真。画面右が二等車客室ですが、そこに入るには数段階段を登る必要が
あることがお分かりいただけるでしょう。また、ビュッフェの椅子があるようなフリースペースが
あるのが面白いですね。

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上の写真を右に向くと一等車です。恐れ多かったのでドアを開けずにとりました。
三列シートなのですね。

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さてブロアに着きました。ここからはドゥイヨ先生の車で高校に向かいました。

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次はロモランタンの高校をご紹介します。