なんだか面白そうじゃん、渋谷区。

日曜日の選挙で渋谷区は主要政党が推薦する候補が落選し、
無所属・新人の若干43歳の長谷部氏が当選した。

渋谷は私のテリトリーから若干遠かったし、若者の街というイメージがどうも嫌で
今ひとつ好きになれない街なのではあったが、これは新しい流れですね。
実は同性婚への結婚証明書を発行するなど、渋谷ってとんがってるなぁ・・・
とは感じていました。ちょっと違うかもしれないけれど、ビットバレー
などと呼ばれていた時期もあったし(今はどうなんでしょうね?)
なんとなく、おおらかな西海岸のカリフォルニア的な印象を持っていました。

その印象は今や確信に変わろうとしています。
同性婚というと眉をひそめる方もいることでしょう。それも良いとは思いますが、
彼ら、彼女らが街にいてその存在を認め、接することで既存の価値観をもつ方にも
なんらかの刺激となり、その刺激があたらしいなにかを生み出すのではないかと
感じるのです。

「異なる者」との接触はあたらしい何かを生むのではないか。私はそう考えます。
同性愛者にも寛容なカリフォルニア。それと渋谷は厳密には被らないかも
しれませんが、そこになんらかの産学連携があったらシリコンバレー的な
街ができるかもしれませんね。

出典を示せないのですが、ドイツは外国人留学生に多額の支援をしているそうで、
その理由として、人材こそが資源の我が国は「異なる者」との接触による
刺激などを期待している、そんな話でした。

私はこのニュースを聞いて23区の埋めがたい格差が生じたなと思ったのです。
年齢が全てではありませんが、やはり印象というものはありましょう。
江戸川区の区長は79、北区は80歳です。
むろん江戸川は手厚い子育て支援は評価してますけれど・・・。

そんなわけで渋谷という街がどう変容するのか。これから再開発によって
一番変化する街。ハード面でもソフト面でも魅力ある街に変貌してほしいものです。