三島で見たもの
そんなに忙しいわけではないんですが、どうも腰が重いですね。
どうもある程度忙しくと「遊べるのは今しかないぞ!!」と思うのですが、フリーだと・・・
という貧乏な性格のようです。
さて1月5日に三島に行った時の写真で、まだお見せしていなかったものをご覧に
いれましょう。三島といえば今は「三島コロッケ」がドラマにも登場したことで
少しばかり有名になりましたが(現地で見てきた限りそんなに盛り上がっていない
ような・・・)、私にとって三島といえば溶岩。昔の富士山の噴火では三島まで
溶岩が流れてきたんです。つまり玄武岩っていうサラサラな溶岩なので、ここまで
流れてきたというわけです。
でもって富士山は穴がボコボコ空いた溶岩に覆われているから山体に降った雨水は
地下水となり、三島溶岩の末端の三島に湧水となって湧き出るわけです。
とはいえ、おそらく工業用水等の取水の増加により(地下水なら水道料金かからないでしょ!!)
地下水の水位が低下し駅前の楽寿園という素敵な庭園の池は枯れ果てています。
そんな三島に素敵な湧き水からの川があるとドラマを見ていて知ったので
行ってきました。こんな素敵なところです。川の中にブロックがあり、水を愛でながら
歩くことができます。まぁすれ違いはかなり難儀しますが、私は一回だけの退避ですみました。
下の画面右側にブロックが見えるはずです。
こっちの写真の方がわかりやすいですね。なんかいいところでしょ?
途中はこんな感じ、心洗われるというか実に素晴らしい小道です。
実は三島は仕事がらみの引率で一回、旧友と柿田川の湧水でラーメンを食べるという
おバカな企画、そして名古屋帰りの途中に家族でと計3回来ています。水文学を一時
目指した私が、このような遊歩道を知らないわけがありません。はて、当時の私の
検察能力が低かったのかしら?と思いながら終点に着くとこんな看板が。
なるほど昔訪れていた時、この川は見て捨てられた川だったのですね。それを
地域の人たちが再生させた。しかも「右手にスコップ左手に缶ビール」という
姿勢が実に良いではありませんか。すっごく感動しました。そういえば多摩地区にある
まいまいず井戸も、かつてはごみ捨て場にされていたんでしたっけ。
とはいえ、このように水が枯れている遊水地点もありました。もしかしたら雨季には
水が出るのかな?
もう一箇所「池」を見に行きましたがここも干上がっていました。地面が溶岩だって
よくわかるはずです。
とにかく、清流復活に市民が取り組んだという話には感動しました。
また行ってみたい街ですね。