明治村 建物編 その２

11月末に行った明治村訪問記の最終回です。

明治村には日系移民に関する建物が三つもありました。

以前私は、ハワイのハールハーバープロジェクトに参加し、442部隊のベテランと

会ったことなどを通じて、日系人の歴史に興味を持っておりました。

しかし恥ずかしながら明治村に日系人の建物が展示されているとは知りませんでした。

まずはこちら。シアトルの日系人の住宅です。

昔の私のように、日系人に興味のない方も多いことでしょう。でもそんな人たちが

この建物を見ることを通じて「日系人」という人たちの存在を知ることって

とっても大切だなって思いました。さて、中に入ってみましょう。するとこんな展示が!!

すごい!!　ちゃんと第二次世界大戦時の日系人の強制収容について展示してある!!

恥ずかしながら私は社会人になってしばらく経つまで、戦時中の日系人の強制収容について

知りませんでした。こうした「人類の過ち」を声高に叫ぶのではなく、淡々と

語ることに意味があるのではないかと感じました。

この家をみて「日系人」「強制収容」という言葉が、喉に小骨のように引っかかり、

それが何かのきっかけで興味が再燃し自分で調べてみるという本来あるべき学習につながれば

いいな、と思いました。

そうすると、宇宙戦艦ヤマト2199で二等ガミラス人として虐げられているガミラス人のみで

構成された部隊名が「442部隊」と画面に表示された時に、!!!!!!!!って思うのです。

他にもブラジルに入植した日系人の住宅もありました。

そしてこれはハワイの移民集会所です。

というわけで、明治村の紹介はこれにて終了。

またゆっくり訪問したい良質な博物館でした。

さてそろそろ値下がりしてきたことだし、7D mark２ を買うとするかな。