明治村 鉄道編

残念な選挙結果に意気消沈しております。
富裕層、そして若年層に比してやや高齢者を優遇する政策を進める
政党がなぜこれまで勝つのか私には不思議です。若い人たちはもっと
現状に怒っても良いと思うのですが・・・。

さて、先月訪れた明治村は実に素晴しいところでした。その本格的な報告が
まだでしたので、今日はその鉄道編をお送りします。

まずは蒸気機関車に乗りました。ゆっくりとした速度で走りますが、客車は板バネ
ですので、ワイルドな揺れです。ママチャリ以下の速度で十分だと感じました。

あっという間に終点につきました。口の悪い人はこれで500円!!と怒るかもしれませんが
これだけ古いものを動態保存しているということは相当なコストがかかるはずです。
しかも終着駅に着くやすぐ切り離して転車台で人力転換です。反対側にもう1人、
機関室にも1人いますので、三人掛かりです。人件費だけでも結構なものです。

そうそう、この画像はすべてパワーショットG7 Xです。下の写真は明度を下げていますが、
他の写真はほとんど修正していません。
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機回しし、反対側に機関車を連結します。面倒な作業ですよね。そうそう、明治時代ですから
まだ連結器はバッファータイプです。お気づきでしたか?

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客車の中はこんな感じ。座席を支える支柱にも装飾が施されているなんて、素敵です。

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これが連結面です。機関車との連結作業は撮らずに見ていたのですが、真ん中のチェーンは
相当重そうで、重労働だとわかりました。昔は貨車の突放作業中に重大事故が多発していた
との話を聞いた事が有りますが、さもありなんと思いました。

下の画像はちょっと補正しています。

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続いては京都市電です。当然ポール集電です。

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以下、細部を撮影してみました。台車の写真はストロボを使用しています。
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つり「皮」という語源がよく分かる写真です。

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マスコンも明度を下げて文字を少し強調しています。イギリス製なんですね。

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N電の乗り心地もなかなかワイルドでしたよ。車掌さんは終着駅につくとポールを
方向転換していました。この救助網を見て今なら電車の前に人が接触するや広がる、
こんな形の救助網型エアバックをつけられるんじゃないの?とか考えましたがどうなんでしょうね。
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昔名古屋で活躍し、その後札幌に移った市電が公開されていました。
お金持ちになったら自宅の庭で走らせてやる!!

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帰り際、客車を撮ってみました。これは補正していません。なかなかの実力ですね。このカメラ。

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連日の忘年会のため次回の更新は何時になる事やら・・・。