鉄活動 BRT編
それまで集団行動だったので急に1人になった一ノ関の夜は物寂しく。
スーパーの弁当を1人で食べてすることないので早めに就寝。
翌朝の一ノ関は霧。近くの保存機を撮影してから駅に向いました。
一ノ関の図書館の前の保存機ですが、ちゃんと屋根の下で保存されていて
なかなか状態は良さそう。機関車をみればスノープラウも鋭角で、
連結器のところが切り取られているのが興味深いです。こちらの公式側
のロットがちゃんと下に下がっていますし、逆転機も前進フルギアと
さぁ発車しますよ!!という位置になっていて、マニアからみると100点の保存です。
7時過ぎの大船渡線の列車は二両編成。途中で高校生が満員(東京の基準で言うと
閑散ですが・・・)となり、高校のある駅からはほぼ回送状態でした。
気仙沼に降り立つと駅舎側の線路が埋められ、かさ上げされてBRTの道路になっていました。
ここで横断できるようになったので、奥に見える跨線橋は使われていないようです。
さてバスが到着しました。事前に情報てしては知っていましたが、路線バスタイプの
バスに約2時間乗り続けるのは、ちょっとやだなぁ・・・(画像は後ほど)。
9時過ぎのバスは駅を出るときに乗客は10名ちょっとかな?
BRTとは、JRの線路の跡を舗装し、バス専用道としたものです。この写真だと
昔ここが線路だったことがよくわかるのではないでしょうか。
その入口はこんな感じで遮断機がついています。この先の谷になっているところの鉄橋は
津波に流され、橋脚だけで残されていました。
このようにBRTは専用道と一般道を交互に結んでいます。なかには下の写真のように
えっこの細い道路バスが走っちゃうんですか?というバスマニアとしてしびれる区間も
通ったりして、なかなか楽しいです。
そして見覚えのある建物が・・・。この建物が完全に水没するほどの津波って・・・。
BRTは反対する方もいるようですが、この路線は途中線路から外れた
ベイサイドアリーナという南三陸町の復興拠点にも寄れるようになっています。
また、盛方面のBRTも病院に乗り付ける路線もあり、これはサービス向上なの
ではないでしょうか。列車時代は一時間に1本もありませんでしたが、BRTは
毎時1本は確保されています。これはこれで良いとも考えられないでしょうか。
さてBRTの終点柳津につきました。そうそう途中1区間だけ他のお客さんがいなくなり
「貸切」になりました。
間もなく列車が来るという事で、少し歩いて築堤で撮影。
お客さんの数などから考えて、この先の復旧は難しいのだろうな・・・と感じました。
この後は前谷地に抜け、そこで貨物を二本撮り、それから石巻でも1本撮り、
仙石線で仙台に抜け、帰京いたしました。
ということで、その報告は明日から忙しいので来週かな?
予告写真はこれね。石巻で原色のDE10。いいね。すっかり気に入ってしまいました。
ではまた後日。