気仙沼 その2

早馬神社、そして唐桑地区を後にした我々は、旧向洋高校に向いました。
最初に校舎の裏側に行ったところ、こんな光景が・・・。

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震災で地盤沈下した影響で水が引かないのですね。この校舎は当然のことながら津波
被害を受けています。校舎の中にはこんなものがまだ放置されています。

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おや、こっちにもまだ建物の上に車らしきものが残っていますね。

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市議の案内で今度は校舎の正面、海に面する側に移動してみます。

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うわっ三階まで完全に破壊されている・・・。ここは幸いなことに死者は出ませんでした。
そんなこともあり、震災遺構として残す計画もあるとのこと。不謹慎ないい方だが、
インパクトはあるし、津波の恐ろしさ、破壊力をまざまざと見せつけるものでもあるので、
残し、是非観光面でも活用してほしいと感じた。

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これは体育館の下の部分。このコンクリートの上に蒲鉾型の屋根が乗っていたとのこと。
ギリギリまで近づくと、生徒達が靴を入れていたであろう下駄箱が・・・。

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今度は近くの丘の上に移動しました。この手前のコンクリートのところに指定避難所が
あったのですが、津波はここまでやって来て、避難していた人々もろとも飲み込みました。
慰霊碑もありましたが、そちらにはカメラを向ける気がしませんでした。

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見えている校舎は、さきほどいたところです。どうですか?この高さ。
これだけの高さがあり、指定避難所だったら、個々に避難すれば安心って
思ってしまうのではないでしょうか。

反対側は夕陽が美しいです。

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悲しい出来事があったところとは思えないほどきれいな景色でした。