中央構造線とトーマス
かれこれ4~5年前から高遠の農業法人から米を買っている。
その収穫体験会があるというので行って来た。高遠に午前10時からというので
渋滞をさけるため5半前に自宅を出発、それでも小仏トンネルと上野原で
プチ渋滞があったのには驚きました。
収穫体験会まで時間がありましたので、ジオパークの展望台に行ってみました。
正直私もこの写真だけでなんであるかは全くわかりません。どれどれ、看板を見てみるか。
この谷が中央構造線とのこと。露頭もありましたが、こちらは風化した土砂が少し被って
いたため、断層線がイマイチはっきり見えませんでした。
といった感じで人海戦術で稲刈りをする様は実に壮観でありました。私はというと
以前よりは改善されたとはいえ腰痛持ちには厳しい姿勢での稲刈りは腰に堪えます。
思いを馳せながら労働いたしました。
そしてある程度刈ったところで「それでは皆さんコンバインを入れますので・・・」
とのことで、コンバインが刈り取りを始めたのですが、いやはや機械の力は圧倒的。
昔NHKスペシャルでやっていた鎌一つで小麦の刈り取りを請け負う「老麦家」と
大型機械で小麦の収穫を請け負う「鉄麦家」を紹介した番組を思い出した。
短時間で圧倒的な仕事をこなす「鉄麦家」の前にベテランの「老麦家」は仕事を
失っていくのですが、その番組を思い出しました。
さて三連休はベースで過ごそうかと思っていましたが、台風の接近であきらめ、
大井川鉄道に寄りながら帰る事にしました。偶然にもこの日はトーマスの今年最終運転日でした。
この日は曇りでしたので、いつもの福用のポイントに行ってみました。この定番のポイントは
マニアの方々ばかり(列車待ちの間はたのしく談笑されていただきました)でしたが、
えっここで撮るの?というマニアからみると???という場所には非マニアのトーマス好きの
一般の方も多く、これには驚きました。
上の写真はトリミングしたものです。
で、当初私のこのプロジェクトにかなり否定的で、神聖なC11を青く塗るなど機関車を
冒涜するものであり、今や貴重な文化財ともいえる旧型客車を薄茶色に塗るとは、
旧型客車を愚弄するものである、と考えたからです。
しかし実際に見てみると実にかわいい(笑)すっかりトーマスの虜になってしまいました。
トーマスの指定席は発売と同時に満席で、この日も満席。つまりオorス級の重い客車に
満員の乗客を一生懸命牽引してくる姿はなんて健気(後ろから電気機関車が押してます
が・・・)。このポイントでは何回か撮影していますが、その中で一番遅い速度で
走ってきました。
ゆっくりとして速度でしたから、ズームを引いてもう一枚。
この後もう1本来るのですが、インターの近くでお気楽撮影。
縦構図で撮った一枚をこんな感じでトリミングしてみました。
そしてズームを引いて今度はこんな感じにサイドを撮りました。
この後渋滞が大嫌いな私はすぐさま新東名に乗り。渋滞に捕まることなく帰京いたしました。
トーマスは来年度も運転することが決定したようですね(静岡新聞による)。
これだけの親子がくるのですから、それをどう静岡のファンにして行くのかという
観点が来年は求められるのかなぁ・・・と漠然と考えました。トーマスが目当てで
来てみたけれど、ここって静岡県なんだね。しらなかったけど静岡っていいところだね。
おいしいものがたくさんあるね、という意識を持ってもらい、
将来の静岡の応援団になってもらえたらいいのにな、と思いました。