南紀1号

春休みはたまりにたまった代休を一気に消化し、紀伊半島を巡ってきました。
紀伊半島は高一の夏休みにEF58を追いかけた時以来かな?
大学の時もいきましたが、他の人が計画を立てたのと、毎晩飲んでいた
ばかりでしたので何処に泊まったのかも含めてあまり記憶が・・・。

さて50%の深夜割引も3月限りですので、二時半に起きて東名経由で
一気に和歌山へ。この日は雨でしたので博物館系の訪問に変更。まずは
浜口梧陵が作った津波対策の堤防と彼の記念館に向いました。
記念館はなかなか面白かったのですが、やっぱり本物の堤防が印象的でした。

港にはこんな堤防が。閉まった時のこのメッセージを見るとぞっとしますね。
この日はこんな空模様で、雨が降ったりやんだり。ちなみにここに着いたのが
10:30頃。交代で運転して和歌山まで8時間なら御の字ですね。

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上の画面の右側にあるのが浜口梧陵が江戸時代につくった堤防です。
その上で撮ったのが以下の写真。

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浜口梧陵は昨年夏に銚子に行った時にも醤油工場で聞いた名前。
そもそもこの湯浅が醤油発祥の地なんだそうです。全く知りませんでした。
湯浅というと有田鉄道が乗り入れていた街・・・という知識しかありませんでしたが、
来てみれば歴史ある港町。だから有田鉄道が乗り入れていたのか・・・
いや待てよ、紀勢本線の開通と有田鉄道の開通では、もしかして後者の方が先?
・・・という推察は正解!!

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湯浅はこんな古い街並が残されていたのですね。老舗の醤油やと金山寺味噌
お土産を買って、生シラス丼を食べて地元の経済に貢献。実にいい街でした。

30年前の和歌山にはディープな私鉄が多数ありましたが、何せ当時はEF58を撮るのが
主目的ですし、和歌山付近のこのあたりは夜の「くろしお」で通過するか
深夜の「はやたま」か「南紀」で通過するだけですので、有田鉄道などみたことが
ありませんでした。しかしうれしい事にその車両が保存されているというから驚きです。
ウェプサイトでは開館日でしたが有田川鉄道交流館は空いておらず・・・。
しかし保存車両はしかと眺める事が出来ました。

ディーゼル機関車には詳しくないのです・・・。古典的な機関車ですよね?
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このディーゼルも素性が分かりません。連結器の下のタンクはまさか
空気タンクじゃないでしょうね?もしそうだと踏切事故のときマズいじゃないですか!!

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そして何より私が感激したのが、この両運転台キハ58に出会えた事。そして
金谷口の駅が当時のママ保存されていた事です。いやぁ、感激です。

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このキハ58もどきがうちの近くの中央線を走っていたなんて・・・
そしてとっくに廃止されたのにこんなきれいな状態で保存されているなんて・・・
しかも時々動いているらしいじゃないの!!ああ、乗ってみたい!!

この後は山を越えて動物の駅長さんのいる鉄道を見に行きました。
その写真はまた次回。