OKINAWA PART4

古宇利島の後は、今帰仁城に向いました。

これはその城跡からの景色。ビニールハウスがたくさんあるので博物館の方に聞いてみると、
電照菊とのことでした。南部ではハウスがなく、路地栽培での電照菊をみかけましたが、
ここは南部よりも寒いという事なのでしょうか?それとも品種や出荷時期などの関係
なのでしょうか?興味がわいてきます。
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お城はこんな感じで2月にもかかわらず花が咲き誇っていました。

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石垣も本土のものとは違って、美しい曲線を描いていました。

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とはいえ今帰仁城は整備された観光地。どうも私には不似合いなようです。
そこでまたバスに乗り瀬底島に行ってみました。

地図を見るとペンションなどもある島らしく、ついてみるとおしゃれな喫茶店もあり、
(そこで遅い昼食としてナポリタン700円をいただきました。)多くの普通の観光客
には良いのでしょうが、へそ曲がりな私はそんなところがイマイチ・・・。
なので地形図をみて怪しい道を歩いてみる事にしました。

そうして見えてきたのがさとうきび畑と刈り取りマシーン。
私はこのような農業機械を見るのは初めて。動いてはいませんでしたが、
その迫力が伝わってきました。


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でもTPPが締結されたなら、産地による味の違いがあまりない砂糖、その原料である
さとうきび、てんさい農家は極めて苦しい状況に追い込まれてしまうのではないかと
懸念しています。

さとうきび畑の中で仕事をしているおじさんにご挨拶し、海岸まで行ってみたいのだが・・・
と尋ねると、この道を進めとの事。ハブとか大丈夫?などとビビりながら進むと。

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こんな海岸が。天気が曇りでしたので今ひとつ海の色が冴えませんが、誰もいない海岸で
海を眺めるのは、なんとも贅沢な時間です。そんな海岸にあるなぞのブロック。
セメントで固定されているのですが、これは飛び込み台なのでしょうか?

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島には墓地が集中している地区もあり、こんな広告も。
沖縄のお墓はちょっとした家のような大きさです。こんなところに文化の違いを強く
感じますね。

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でも最も違いを感じ、かつ沖縄らしいと感じるのは、このような御嶽?の存在。
この場所の空気を写真ではお伝えできないのが残念ですが、何か空気が違うんです。
「聖なる」という言葉は陳腐かもしれませんが、そんな気持ちが自然とわき起こる
不思議な場所です。

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帰りのバスまで少し時間がありましたので、集落の中も散策してみました。
その奥には小学校がありました。ここはまだ学校が続いているようですね。
子どもたちの声も聞こえてきて、やはり子どもがいる島はいいなって思いました。

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この翌日は東京に向けて帰る計画だったのですが、なんでも45年ぶりの大雪で
飛行機は欠航。翌日も機材繰りの関係で欠航。というわけでもう2泊しました。
多くの方は「羨ましいな」というのでしょうが、お客様の誘導等がありましたので、
ヘトヘトに疲れました。