紅葉と秘境駅 その1
土、日、月と3連休でしたが、土曜日は疲れていたのでゴロゴロと。
さて、では次は秘境駅巡りと行きましょうか。まずは為栗駅から!!
日曜日の朝はまた四時に起きて出かけました。計画では天竜峡に直行しようかと
考えていましたが、きれいな青空に映える銀嶺を目にし、昔鉄道雑誌で、
確か宮澤氏の旧型国電の写真を思い出し、あのような作品を撮影したいと思って
急遽駒ヶ根インターで下車しました。
田切での撮影は考えていなかったので、時刻がわかりませんでしたが、
木々の間から見える列車を見て、三両と確認してから構図を決めて撮りました。
もう少し背景の山の雪線が下がれば、手前の緑との対比が美しいかもしれませんね。
しかし、ここで朝8時の列車を撮るには、昔は夜行のアルプスと飯田線の始発を乗り継が
なければ無理でした。中三の夏の時はそのパターンでここに来ています。その時の作品は
これ。80系です。この時は80系は撮ったのに乗っていないんですよねぇ。悔やまれます。
同じ場所でとっても面白くないので、次の列車は河原に降りて撮りました。
しかしまぁ、花崗岩の岩の上に蔓草がはっているので、歩きにくいのなんの。
枯れていたから良かったものの、夏にこの場所まで歩いてくるのは難しいでしょう。
通過後10分で次の列車がくるので、急いで先ほどの場所まで戻りました。
二両編成でしたので、列車の位置を真ん中からずらして撮りましたが、どうも
太陽にうす雲がかかってしまい、列車付近が暗くなってしまいました。
ちなみにここまでの写真はRAW画像を補正したものです。
いやぁ、ステンレスの車体ですが二扉の電車は本当にいいですね。
本当、スカ色に塗ったらものすごい人気になるんじゃないかと思うのですが・・・。
この後は松川インターから飯田山本、そして天竜峡まで高速で移動し、
紅葉はそれはそれはきれいでした。これで電車が旧型国電だったら言う事なしです。
電車の顔が木に被ってしまっているかな?
この後ようやく朝食。おにぎりとラーメンを食べました。車で来ているので、
山の道具も持ってきましたので、暖かいものが食べられます。これは贅沢。
以前にもお見せしたような気がしていますが、もう一度。この二連の旧国をここで
撮りたくて為栗から歩いたのです。ほんとうに昔の私は偉い!!
さて、そろそろ特急の通過です。ダム湖に架かる橋の上から、こんなアングルで撮って
みました。
1983年の作品は3月末のものですから、素っ気ないですが、当時この紅葉の季節に
ここで旧型国電を撮れたなら、どれだけ良かった事でしょう。でも当時ここまで
来るのはとても大変な事。フィルム代も現像代もかかりましたしね。
つづく