鉄道と車とフレッタで巡るお気楽ポタ
３連休初日は二日間ほどベースへ。
なにより渋滞が嫌いな私は四時起床し、四時半に出発。
当然渋滞は無く、途中のPAで仮眠や朝食をとって、
中津川には八時半に着くことが出来ました。
実は先日のM40編成の廃車回送撮影時（結局ウヤでした）に
八トタ付近でリュックサックごと望遠レンズを落としてしまい、
そろそろ70-300の白いレンズが欲しいなぁ・・・と思っていたので
これは「新しいものを買いなさい」という天の啓示か（笑）と思いましたが、
今まで使ってきた愛着のあるレンズが故障したまま放置されるというのも
何となくかわいそうな気がする。しかし今や新品で5万円台で買えるこのレンズの
修理に2～3万円かけるならば白いレンズ購入資金にすべきなのか？
などど逡巡していましたが、新宿での会議の前にサービスセンターへ。
カウンターで応対してくれたのは初老の紳士然とされた方でした。
事情を話して見ていただくと、このレンズいいでしょう？私も運動会で
よく使いましたよ。性能的にはLレンズに劣りますが、なかなかどうして
という感じですよねぇ。とこのレンズへの愛着を語り、私もうんうんと頷く。
私は、修理代金が大きいようならばいっそ、白いレンズへの買い替えも考えるが、
愛着もあるので・・・と話すと、そうですねぇ、わかりました。ということに
なりましたが、落下の衝撃が筐体に影響しているとなると厳しいかも・・・
ということでした。さて、まだ見積もりが出てきていないのですが、
どうなることやら。
という訳で今回は標準ズーム一本とコンデジを持っての旅となりました。
ついでにトランクにはビアンキ・フレッタも乗せて!!
明智の街並を散策しました。「うかれ横丁」が実に素晴しい風情を醸し出しているところ
でした。これについては次回ご報告致します。
以前から列車やバスで高地まで輪行し、帰りは坂を下るだけというお気楽サイクリング
を考えていたのですが、33/1000という急勾配が続く明智鉄道は最適ではないか!!
と前日の夜に閃き、国土地理院のネット上に公開されている地形図で等高線をおって
調べるとなかなかいい感じ。
坂下の恵那駅付近の某所（その後その店で2000円ほど買物させていただきました）に
車を駐車し、列車で阿木駅へ。さぁ久しぶりのサイクリング。
地形図を見ると阿木駅の近くに、復員の狭い怪しげなトンネルが!!
まずそこを目指すとこんなトンネルが。暗いトンネルを想像していましたが、
蛍光灯がついていて明るい感じでした。
反対側はこんな感じ。通学路だから徐行してとの看板があり、なぜ明るいのかがわかりました。
右の石碑には、このトンネルが戦後間もない時期にある方が私財を投じて開削した
とのことが書かれていました。凄い話です。
このあとは等高線を判読して50mほど登りました。50mくらいたいしたことない、と思って
いましたが、なかなかどうして相当きついものでした。ヒルクライムなどやっている人の
気がしれません（笑）。ややきつい坂を下り、ブレーキシューの加熱を心配するや飯沼駅。
ちょうど恵那行きが入ってきましたのでフレッタと一緒に１枚。ちなみに後ろの車両は
「食堂車」として利用されており、皆さま楽しそうに歓談されておりました。
待合室が水平ですので、結構な勾配だということがわかります。
次の駅まではこの勾配が続きます。つまり下る一方!!しかしこの勾配ではスピードが出過ぎて
しまってブレーキが心配だな・・・と思っておりましたが、タイヤ等の走行抵抗や
空気抵抗と勾配がちょうど釣り合っていて何もせずに、安全な速度で（およそ30km/h）
自転車は下って行きます。これこそ私が追い求めてきたお気楽サイクリング。
途中ではこんな感じで鉄ちゃんも。
もっともこのコンデジですので、画質はイマイチですが、気分は最高なのでありました。
多治見では少々渋滞に巻き込まれましたが、ベースに無事到着。この日は巨人も勝って
いい気分でしたが・・・。
勾配区間を下るサイクリング。車で予め置いてきて、列車やバスで上って降りて来る
このスタイルは折り畳んで袋に入れることすらめんどくさいというずぼらな私には最適。
さて、次はどこがいいかな？野辺山から長坂あたりに降りるというルートはどうかな？
でももうすぐ冬期で難しいかな？
