近江八幡と五個荘へ
以前鬼平犯科帳を観ていた時に、美しい堀が出てきた。
どこなのかなぁ・・・とジプシーキングスのエンディングテーマを聞きながら撮影地の
テロップを観ていると八幡堀とのこと、さっそく検索するとそれは近江八幡にあるとのこと。
というわけで今回の旅につながりました。
まずは昔の警察署の建物。これもドラマ等のロケに使われているそうです。
瓦屋根なのに欧米風の縦長の窓との対比が楽しい建物です。
景観保存地区に入るとこんな感じの実によい建物がありました。
しかしあまりにも暑いためか?あまり観光客はいませんでした。
そして八幡堀です。うだるように暑さでしたが数名の観光客がおりました。
昭和40年代には埋め立てて公園とする案や駐車場とする案があったそうですが、
よくぞ残してくださいました。
この風景も背景に電線もないし、上手く画面を区切れば江戸時代になりそうですよね。
この街にくるまでメンソレータムとメンタムの違い、そしてどうして近江「兄弟」社
なのかということがわかりませんでしたが、いろいろとわかりました。別に近江さん
という兄弟が起業した会社ではないことがわかりました。気になる方は検索してみてください。
そのハブとなっている人物がヴォーリズという建築家、彼の設計した建物が各所にあり、
その1つが昔の郵便局。ちょっとくたびれていて、本格的な補修工事が必要なのかな・・・
と思いました。
近江八幡の市立資料館には、クーラーのよく効いている部屋があり、我々一行は
他の客が来ないことをいいことにそこに居座り涼をとっておりました。
そこで全国街並保存マップ?なるものがあり、そこで初めて五個荘の存在を知りました。
あったのでスシローで遅めの昼食を食べたあと五個荘へ。
いやぁ、規模は小さいものの実に美しい街でした。しかし観光客は皆無。
まぁ猛暑なんてもんじゃない日でしたから敬遠されたのかもしれませんが、
そういった意味ではゆっくりと街並を眺めることが出来ました。
これはお寺の建物のベンチレーター?面白いので撮ってみました。
この日はあまりの暑さに辟易としましたが、田圃が黄金色に染まる頃、
また来てみたい街でした。諸兄も五個荘を訪れますことを強くお勧め致します。