最近気になるテレビ

なんだかんだといろいろ忙しく、カメラを持つゆとりがありません。

そんな忙しい中でも毎週録画して見ているのが「宇宙戦艦ヤマト」。
リメーク版とのことで「どうせ・・・」と思っていましたが、なんのなんの。
番組作成に科学アドバイザーが入っている事もあって大人の鑑賞に堪えうる
ものになっています。

なぜ地球防衛軍なのに日本人だけなのか?
なぜ無重力の船内で重力があるのか?
船内で赤道祭を実施し、酔いつぶれたものを描くなどなかなか素晴しい。
そして最も感心したのが、ガミラスの描き方。
地球からすれば、地球を侵略する「悪魔」ではあるのですが、
ガミラスにも家族があること。また、劇中の地球ではガミラスが先制攻撃
してきたとの「通説」が流布されているが、どうやら地球サイドが先制攻撃をした
らしいという、「トンキン湾事件」を彷彿とさせるストーリーなど、
毎週楽しみに見ています。

が、最も驚いたのがNHKの教育テレビ、あっ今はEテレっていうんですね。
そこで金曜日の夜やっている「バリバラ」という番組。

ザッピングしている時に偶然見たのですが、障害者のことを真っ向からとらえている
もので、視聴してまず思ったものが「よく企画書通ったな」ということ。
今まで出来れば避けてきた問題に切り込んでいるなぁというもの。
ある意味24時間テレビが「頑張っている人」を取り上げているのに対して
「普通に生きてる障害者だっているよね」という感じで取り上げている。

私が見た時は「障害者が自身の障害を笑いのネタとして使って良いか?」
というもので、取り上げ方次第では完全にマズいだろうな?というテーマ。

民放では出来ないよなぁ・・・と思う一方官僚的なNHKでよく企画通したなぁ~。
とやや事なかれ主義的思考に陥っている小生は思うのでありました。