バージョンアップできるか否か

仙石線用の新型車両の新製が発表された。
てっきり電車だと思っていたらハイブリット車両とのこと。

当初は非電化区間も運用するためかと思ったが、はたと気づいた。
そうか、東北本線は交流だが仙石線は直流だから高価な交直流電車を
つくるより他線区で使用している車両を改良した方が安上がり、
という判断なのだろうか?

交流区間と直後区間の直通は交直流電車という固定概念に
とらわれていたのだな、と自分の発想の固化を反省。
乗務員にiPadを持たせるといった発想など、実に柔軟だなと思う。
中年ど真ん中となり、変革を嫌って、あるいはリスクを負うことを
嫌って従来どうりの手法や、発想にしがみつきがちになることも
あるかもしれない。これではいけない。

今まで出会った凄い奴に共通するキーワードは
バージョンアップできるか否か。

従来のものにしがみつくというのは、まさに今の原発再稼働を
めぐる問題も同じように思われる。ピンチをチャンスに変えられた
から、今日の日本があるのではないか。思いきった新エネルギーへの
転換こそ、「第3の矢」だと思うのだが、変わりたくもないし、
リスクも取りたくないのであろう。これではマズイと思うのだが…。