ベースの帰途に
土曜日は実に美味いミュンヘンのビールを飲んだため、日曜日の出発はのんびり午後から。
恵那山トンネルの天井版撤去工事の関係の渋滞に難儀しながら名古屋入り。
その翌月曜日、いろいろと撮影候補はありましたがエージェントMより371系の
試運転があるとの情報がありましたので、多治見貨物を撮った後、釜戸のポイントに行き、
まずは、多治見貨物。春日井貨物との掛け持ちも考えましたが、371系の撮影ポイントを
ロケハンする必要があったためあきらめ、今年二月の肉離れ直前の撮影ポイントへ。
まずは313系で練習。
そしてしばらくするとお目当ての多治見貨物がやってきました。ズームしすぎてパンタグラフが
切れてしまうことを恐れて引きすぎてしまったかな?更新色ですが、正面がちなアングル
だと、さほど気になりません。
撮った後は旧愛岐道路で多治見に抜け、そこから19号線を北上しました。以前雨中1046号機を
撮りに行った釜戸のポイントに向いました。晴れているとこんなにいい所だったのか!!と
思える所でありました。まずは「しなの」で露出をチェック。
371系は下りですので、このアングル。予想通り遠くからだと線路の間のタイガーロープも
あまり目立たず、手前の田んぼにも水が入っていて(田植えが遅いのですね)ラッキー。
後は列車を待つばかり、と待っていたのですが・・・。
予定時間を30分過ぎるまで待っていましたが、ウヤと判断。そこで昨日の夜「酷道」の
サイトを見ていて気になっていた国道418号線をたどって飯田に抜けようと計画変更。
一車線のため、すれ違いが出来ない区間を走ってみる事にしました。
その途中、ロードマップに「古い街並」との記載があったので、岩村という街に
寄ってみました。事前に調べる事もなく、実に偶然寄ったのですが、実に良い街でした。
というのも、古い街並が残されているにもかかわらず、観光地ズレしていなかった点や、
コンパクトさ、そして電柱地中化工事など景観を守る努力を感じたからです。
MacからのUpですから、また画像が横になっていると思いますが、こんな看板も。
国土地理院じゃないですからね。すごい。初めて見ました。
で、この街で気に入ったのが勝川家。私の大好きな朝倉彫塑館の和風建築に似ているな、
と感じました。そこが無料で公開されているのです。(幾ばくかの寄付金を出しました)
その娘たち用の二階の建物がなんとも良くて、この部屋でまったりと過ごしたいなと
心から感じたものでした。この正面の建物には「そば屋」が入っているので、
この部屋で冷や酒とそばをつまめたら、言う事ありません。
もちろん酒は「女城主」。この造り酒屋、電気自動車向けの充電所も併設されている
なかなか面白い酒屋なのですが、ここには数名の観光客がおり、試飲しておりました。
私は車ですので、泣く泣くあきらめこの街を後にしたのですが、この造り酒屋。
店舗と奥の酒蔵との間にヘロヘロの線路があり、トロッコをつかって製品の出し入れ
をしているようなのです。(後でネットで確認した所、現役ではない模様)
そこの写真を撮りたいと思いましたが、買わずに撮るのも気が引けますし、
試飲せずに買うのは納得できないし、というわけで、再履修と致しました。
今度諸兄と是非とも訪れたいところであります。
出てきません。私はこの看板の反対側から入って来たのですが、いやはや谷に沿った一車線の
「酷道」で、対向車が来ませんように!!と祈りながらの運転。なものですから途中のすれ違い
ドライバーかい!?というスピードでコーナーに突っ込んで行き、後ろを走る私はハラハラ。
そしてようやく長野県との県境でこの一枚を撮ったという次第。
一回だけ地元のもみじマークの軽トラと出会い、私が退避できる所までバックしましたが、
これ以外は、いずれもすれ違い可能な幅の所で対向車とすれ違っており、ラッキーでした。
なお、探してみたら運転した区間の動画がありました。
私はこの動画とは反対側から来たのですが、とにかくカーブの先とカーブミラー
しか見ていなったものですから、この動画を見て「周囲の景色はこうだったんだ!!」
と思った次第。
この後は飯田山本インターまで出て、まっすぐ帰りました。
いずれは木曽川沿いの418号線を踏破してみたいですね。
でもこの道、三毛ジャガー氏レベルの装備とガイドが必要なのかもしれません。
ちょっと私1人では難しいかな、なにかあったらマジ遭難しそうな感じな気がするのです。