北海道に上陸

ロイヤルの料金は特急料金も含めると約二万円で(その他に運賃もかかります!!)
決して安くはありませんが、鉄道車両のあれだけの空間を占有できるという点、
そしてウイスキー、ワイン等のウエルカムドリンクがある点、なによりシャワーが
浴びられるという希少な点から納得の値段でした。

旅をこの時期に設定したのは、日の出が早い時期だからです。青函トンネルに入る前
には既に朝陽が出ており、沿線には時折カメラを構えた人たちが・・・熱心です。

函館には6時半頃の到着。ED79からDD51に牽引機が変わります。
当然カメラを持って出て行きましたが、いやはやたくさんの人が写しておりました。

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4分ほど遅れての到着でしたから、連結してブレーキの確認をしたらきっとすぐの
出発でしょう、部屋に戻ります。

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ロイヤルの窓は噴火湾側になっているので、こんな光景がみられます。
フィルムカメラの時代だったらお金をケチって撮らなかったでしょうが、
デジタルなんでお金を気にせず撮れるのは、有り難いです。

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ED79も今や完全に脇役になってしまい、金太郎の天下です。しかし奢れる平家も・・・
ではないですが、後継の新型機関車もみる事が出来ました。

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そして最後にこんな(旅客会社持ちの?)、正しいED79も。もっともこの塗装だと
ED75の700番台じゃん、って感じですよね。

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昨晩ウエルカムドリンクをが運ばれて来た時に食堂車のクルーから、明日のモーニング
コーヒーと朝刊は何時がよろしいでしょうか?と聞かれました。どこからサービス可能
ですか?と聞くと朝刊を函館で積み込みますので、それ以降でしたら何時でも、
との事でしたので、では函館発車直後にお願いしますとしておきました。

するとクルーがラップでこぼれないようにしたコーヒーと北海道新聞を運んで来てくれました。
正直味は期待していませんでしたが、いい意味で裏切られました。うまい!!
ソロからロイヤルに引っ越して来たジュニアも同感の納得の味でありました。

食堂車は6時半~朝食の営業を始めていますが、森までの駒ヶ岳区間は車窓を
楽しみたいので、森を発車した後行ってみましたが、ロビーカーには待つ方が既に
3組ほどいらしたので、出直しました。霧にかすむ噴火湾を眺めながらウトウトと、
長万部手前でもう一度チャレンジすると、待たずに座れました。

つづく