乗って来たぜロイヤル

キップの件でいろいろありました。
みな様からもいろいろとご教授いただきましてありがとうございました。

JR東日本からは一昨日、社員の不勉強を詫びるメールが届きました。
そして顛末はこうでした。以下コピー。
このたびご利用のIGRいわて銀河鉄道青い森鉄道
乗車券につきましては、マルス端末からは発行できず、
びゅうプラザでのみ船車券として発券することができます。
しかしながら、社員の業務知識が不足していたことと、
確認が不十分だったことからご希望のきっぷを発券することができず、
申し訳ございませんでした。」コピー終了。
とのことでした。

やっぱり発券できたのですね。まぁ若い社員だったから仕方ないのかもしれませんが、
その社員が奥に相談に行ったのですから、そこに「発券の神様」がいなかった
のが問題かもしれませんね。

しかしこのように、各職場から「神様」あるいは「達人」がいなくなっているのは
JRに限った事ではなく、どの業界でも起こっている事なんですよね。う~ん・・・。

さて先きの土曜日はジュニアの学校の運動会でしたので、月曜日が振り替え休日。
今年は土日勤務の私の振り替え休日も月曜日ですので、土曜日:北斗星
日曜日:札幌~釧路~網走 月曜日:網走~札幌~函館~青森~
火曜日:あけぼので帰京後、ジュニアは学校、私は仕事という計画をたてました。
もちろん観光は一切なし。地元駅の改札を入ってつき゛に改札を出るのが27時間後
という普通の人なら耐えられない行程ですが、我々には至福の一時。

で「業務放送、13番1列車接近」というマニアにとってしびれる放送のあとに
推進回送が入線してきました。信号確認と非常ブレーキ操作、そして警笛をならす為の
いわゆる「ラッパ屋さん」が常務していますね。

イメージ 1

拡大してみてみましょう。連結器右から下に伸びているブレーキ管(BP管)と接続した
非常ブレーキ装置が、係員の足下にあるでしょ?もはやこの推進回送という形態も
北斗星カシオペア、あけぼのだけになってしまいましたね。

イメージ 2

機関車の周囲には多くの旅行者の姿も多く、順番に機関車と記念撮影をしておりました。

イメージ 3

さて子どもの頃、大の読書嫌いであった私が唯一(といっては大げさか?)買ってくれと
せがんで買って読んだのが「青函トンネル」という本。鉄道のプジェクトとしても魅力的
でしたが、「あの事件を追え」で触れられていた洞爺丸事故が契機となって建設されている
という事にも興味を持っていました。(この本は実に素晴しく、古本があれば是非とも
買いたいと思えるものです。この本で様々な事故を教訓にいろいろな安全対策が講じられて
来たということを小学生の私は知りました。)

そして青函トンネルが開通後、「いつかは北斗星」と思っており、一度青森~上野間を
デュエットで乗った事がありましたが、車両の痛み具合と新幹線の函館開業という
情勢を考えるといつ乗るの?今でしょう!!ということで大枚はたいてロイヤルゲット。
ジュニアは開放B寝台からソロに乗車変更しましたが、寝ているとき以外はほとんど
ロイヤルでくつろいでおりました。贅沢です。

イメージ 4

ビジネスホテルに比べれば、狭いしベッドの質も悪いですけれど、窓が大きいので
室内灯を消して反射光を防げば、夜行と言えども景色を堪能することができて、
鉄道マニアとしては至福の一時でありました。

イメージ 5

背もたれは、下のレバー操作で下に下がるとともに前にせり出し、ソファーにもなります。

イメージ 6

ロイヤルはウェルカムドリンクとしてミネラルウォーター、缶入りのお茶、氷、ワイン、
ウイスキーが届けられます。翌朝はモーニングコーヒーと朝刊も届けられ、最高です。
上の画面右側の扉は、洗面所兼、トイレ兼、シャワールームがあります。

イメージ 7

また画像が横になっているとは思いますが、シャワールーム。
私は列車の中でシャワーを浴びたのは初めてでしたので、大変感激致しました。
何回でも利用できるので、早朝青函トンネル内でも浴びて、海抜-240mの海面下
でのシャワーを堪能しましたが、別にどうという事はありませんでした(笑)。
以前海抜-400mの死海でもシャワーも浴びているので、シャワー浴び最深部の記録
ではありませんが、国内に限定すると最深部でのシャワー体験です。

その後、今では大変貴重な食堂車もパプタイムに利用し、大満足でした。

諸兄も貯金に励み、ロイヤルを体験される事を、強くお勧め致します。
私は一ヶ月前の出勤時7時頃に窓口に、この発券予約をお願いといって10時と同時に
マルスを叩いてもらい、チケットをゲットしました。