粟津へ

最終日は昨日と変わって朝から快晴でしたので、
兼六園に行ってきました。桜はまだまだでしたが、あと2年後には
北陸新幹線で日帰りで見に来れるようになるのですね。

そして本日のメインイベントである「なかよし鉄道」を約10年ぶりに訪問しました。
時刻表はこんな感じ。でも雨だとウヤ(笑)。保存車両ですから当然ですね。
降雪地帯の粟津ですから、当然冬期も運休です。
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運転時間が近づくと公園の放送で案内され、遊んでいた子ども達が集まってきました。
そんな中、軽便鉄道が好きな「大きなお友達」が乗るのはちょっと場違いか。
10年前は単なる保存鉄道でしたが、資金提供面でのいろいろな事があったためか、
それとも単に子ども達へのサービスのためか、森の中には動物の絵が飾ってあり、
車掌役の職員の方が「もうすぐうさぎさんが見えてきますよ~」と解説。
もちろん私はそんな解説に耳を傾ける事なく、エンジン音にしびれておりました。

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終点まで行って折り返し、子ども達が下車するとキハはすぐに車庫に入って行きました。
尾小屋鉄道の車両が平成の世にも動態保存されていることは、本当に素晴しい事です。
運営には関係者の並々ならぬご努力があるのだと思います。頭が下がります。

この後は福井を経由して名古屋ベースに向いました。
案外時間がありましたので、まったく計画していませんでしたが永平寺に向いました。
お寺の見学など・・・とあまり期待はしていませんでしたが、楽しかったです。
というのも、この永平寺はいわば僧侶養成学校でありまして、その養成システムの
解説や、その修行の内容などがとても興味深かったのです。

私は、修行僧は隔離された環境で修行しているのかと思っていましたが、観光客への案内も
修行僧の修行の一環として行われており、俗世間の中での修行というスタイルに
ある種のきびしさを感じたのです。

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暑くてエアコンをつけるとき、でも永平寺の修行僧は・・・と少し考えてみようかと思います。
まぁ考えるだけで実行はできないでしょうが・・・。

その後は以前から行ってみたかった越前大野に行きました。お城が山の上にあることは
知っていましたが、どうせ車で行けるのだろうとなめていましたが、歩道のみでしたので、
肉離れ以後初めての本格的なプチ登山となりました。キツかった・・・。
お城自体は小さな山城でして、相変わらず中の史料的な展示には一切興味がないので、
天守閣からの展望を楽しみ、下界に下りてきました。

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この街はわき水が豊富で、こんな感じの共同井戸があって、飲み水、野菜洗い場、
食器洗い場と下流に行くにつれ分かれていました。
こんなわき水の豊富な街で暮らしたいものです。

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その後はロックフィルダム九頭竜ダムを見学してから長良川の谷に抜け、名古屋ベースに
向いました。名古屋から福井へとても近いとわかりましたので、今年の夏は福井、できれば
能登半島なんかいければいいなぁなんて思っています。





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レンズはやはり絞り装置の不具合だそうです。もうすぐ退院。といっても撮影に行ける時間が
できるかな?もっともサービスセンターが空いている時間に行けるかというレベルか・・・。