下呂から富山へ

レンズが壊れてしまったので、ジュニアが使用しているコンパクト・デジカメ
IXY3での撮影に切り替えます。

下呂温泉から飛騨の一宮に寄ってから高山に入り、トランブルーでおいしいパンを
買って、飛騨古川の神通川(まぁここら辺では宮川と呼ばれているけどね)沿いの
公園でお昼を食べました。神通川っていうと「イタイイタイ病」と想像してしまうが、
その原因はここより下流の猪谷で合流してくるのだから、この辺りはまさに
「風評」を被ったわけですね。

やや観光地化されすぎた高山に比べて、飛騨古川は落ち着いている好きな街です。
ただ、このようなつくりはお金がかかりますし、隣家との隙間がほとんどない町家は、
今の一戸建てと比べて住みやすいとは言えず、保存と生活の両立には
苦労があるのだろうと察します。
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訪問したのはもう15年前かな?水路にたくさん鯉がいてエサをあげたのですが、
今はまだ冬期ということで、鯉は保管施設?に入っており水路にはいませんでした。
さて、きちんと保存されている街並をゆっくり見学し、高山線に沿って富山を目指します。

メインの国道は神岡を経由しますが、私は道が悪いのは覚悟で高山線に沿って
走りました。途中、これは名撮影地!!という景色が多数ありましたが、
やはり走っている車両が地味だからあまり話題にならないのかな?と思いました。
でもJR東海のキハ40も置き換え決定ですし、ワイドビューもそろそろかも
しれませんから、撮れる時に撮っておかなければね。

途中猪谷駅に寄ってみました。ちょうどJR西日本の車両が入線してきました。
こやつは乗降扉がバスのような折り戸なのですが、それが手動となっている所が
大嫌いです。コストカットしか考えていないのでは?という車両に感じます。
手前はJR東海のキハ40。当初はなに湘南色の帯巻いてんの?と思いましたが、
案外、落ち着いていて良いのでは?と思っていたりします。慣れたのかな?
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さて、この場所の後ろには社宅がありました。これです。

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コンデジ特有の?わざとらしい空の色が不満ですが仕方ありません。画面ではわからない
と思いますが、これ、全部空き家なんです。鉱業の衰退と、新聞等は軽く報じますが、
これだけの人々が地域からいなくなってしまうのですから、地域経済に与える打撃は
とても大きいものなのですよね。

鱒の寿司工場なんか見学していた者ですから、富山についたのは午後四時。お城見学は
あきらめて、コンパクトシティーなるものの実態を感じ取る事に致しました。

まず眼に入って来たのが会員制レンタサイクル。確か30分までの利用は無料でした。
手前の歩道もちゃんと自転車通行区分が示されておりなかなか良いですね。
でも冬期富山は積雪しますから、その時はどうなってるんだろう?

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そしてコンパクトシティーのもう1つの目玉が新規開業した路面電車

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かっこいいです。窓も大きくて我々はコレに乗って一周したのですが、これで市内観光は
十分という感じでした。古い路面電車は撮影対象としては好ましいですが、やはり乗るなら
この新型ですね。

動く歩道」という路面電車を活用するならば、歩行者と路面電車しか入れない
トランジットモールの整備と運賃の無料化も必要なのかもしれません。

で、この後金沢に泊まりました。そこで下呂で買って来たこれを飲みました。
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下呂ではGグルメという名称で、なんだか巨人軍のグルメみたいですけれど、
地元の飲食店の紹介をしているのですが、まぁそうですよね、ゲログルメでは語感がね・・・。