春日井で機関車見物
ダイヤが改正された土曜日。多治見貨物も春日井貨物も運転するのか?
はたまた時刻は改正されたのか?そして牽引機は変更されたのか?
一切の情報はありませんでしたが、まぁその時は街歩きでいいや、とおもって
高蔵寺ニュータウンのショッピングセンターまで歩いて行きました。
ニュータウンと言うと最近は否定的な意味合いで語られることが多い気がします。
なっていますしね。「再生」ってことは、今何か問題があってそれを是正する
という事ですから、ニュータウンには何らかの問題があるということを示していると
思うのです。
団地は丘陵地に造られたため、アップダウンがあるのは特に高齢者にとって
大きなバリアとなっていますが、以下の写真のように歩行者と自動車が
完全に分離されているなど、その設計思想はもっと評価されて良いのではないか
と思うのです。
高蔵寺ニュータウンは1960年代後半の建設ですので、スターハウスはありませんが、
所々にこのようなポイントハウスがあります。私のベースはこのようなポイントハウス
の四階です。三面に窓がありますので実に開放的です。
下り列車が設定されていたため、時刻変更になったのだなと思って春日井に移動した
ところ、途中で多治見貨物とすれ違いました。先頭車の車内ボックスシートから
腰を浮かせて(腰痛になりそう・笑)撮った一枚。左先に見えるホームは神領駅。
春日井駅は工事中でした。工事に従事する人の安全を確保するための列車監視員の
方がホームにいらしたので「すみません。今日はこの後貨物は来ますか?」と尋ねた
ところ「なか線に10時4分に来ますよ」とのことでした。よしよし、土曜日だけれど
運転するのですね。あとは機関車がどれか?改正前の運用では広島更新色の機関車が
来る予定でしたが・・・果たして。
予定よりちょっと早く、64の広島更新色がやってきました!!超ラッキー!!興奮しすぎて
露出設定を失敗し、やや露出オーバー気味・・・。若干補正しました・・・。
では今日はじっくり広島更新機を見物する事としましょう。
構内の外れの踏切に向うと紳士なファンがいらっしゃり、暫し情報交換。
氏には「東京から来たのですか?それはご苦労様です」とねぎらわれました。
ダイヤ改正前の入換え時間よりやや早く入換えが始まりました。
信号柱が邪魔なので望遠を使いにくいということもありましたが、広島更新色の特徴である
サイドの線を強調したかったので広角で撮ってみました。
下り本線で折り返し、推進の形でか貨物発着線に押し込みます。
では再び入場し、ホームからじっくり64を見物しようと思います。
おって上りタンク列車が接近です。これも時間は改正前と変わっていないようです。
朝から64を3列車眺められ、大満足です。さて、じっくり腰を据えて機関車を撮影しましょう。
完全に逆光なんですよねぇ・・・。まぁ肉眼で観察する分にはよいのですが、映像にすると
難しいですね。RAWで補正してみましたが、空の色が変ですよねぇ・・・。
検査期日を示す表示も剥げかけていますね。19年3月ということは検査周期は6年だから。
あらら、もうすぐ工場に入って検査かな?というとこの広島更新色も見納め?
まぁ、錆びが浮いているくらいですから早く工場に入って整備してもらった方が良さそうですね。
この後64は勝川方面に移動しました。
この場所ですとルーバーに接近できるので、日頃よりお世話になっているAgent M氏との
会話ででできた64のルーバー内の窓の写真を撮ってみました。ルーバー内に明かり取り用の
窓(窓枠)が写っているのがわかるでしょうか?だからどうなんだ!?と言われても
困るのです。機関車の構造がわかったという純粋な喜びの気持ちなのですが・・・。
窓枠のカーブがわかるはずです。
フラッシュをたいてもう一枚。64の1000の空気の流れを知りたくなりましたが、
そうなるとK氏の出番かな?
さて、ここで車でやってきた家族と合流しましたのでこれ以上の追跡はあきらめ、
以下のように春日井駅での入換えをちょっとだけ撮って観光に向いました。
観光は多治見に向いました。修道院と陶器の街をみてから虎渓山の永保寺に行ってきました。
いいところでしたよ。京都にあったら絶対に注目されたことでしょう。でもここは岐阜だから
観光によって荒らされず、ほどよい静けさの中で庭園を楽しみ事ができました。
また違う季節に訪れてみたいお寺でした。
翌日は浜松の自衛隊広報施設で戦闘機・練習機などを見物してから餃子をたべて、
渋滞が始まる前に帰京致しました。おいまい。