嗚呼脹脛!!

四日市詣の翌日は当初新東名で帰りがてら大井川鉄道に行こうかとおもっておりましたが、
あいにく火曜日は蒸機はウヤ。かといってミニエコーもそれだけを狙って行くのは
ちょっと魅力的ではないよなぁ・・・と考えながら鉄道情報サイトを眺めていると
明日の多治見貨物には広島更新色の64が入りそうだとわかり、いつもと違う撮影場所を
地図で探し、高蔵寺定光寺間で撮影する事としました。

当初は名古屋ベースから直接ビアンキで行こうかと考えていましたが、何となく帰りの
坂道が億劫に感じて車で行く事にしました。軟弱な決断でしたが、結果的にこの判断が
後に怪我を軽くする事になるのです。もっとも他の場所に行っていれば怪我自体が
なかったかもしれませんけどね。

さて、現地についてみると地図から想像した通りのきれいな場所でしたが、
なんともタイガーロープが邪魔です。せめて機関車の正面にロープがかからないように
する為には踏切のところで狙うしかありません。そして撮ったのが以下の作品ですが、
連写で撮ったのですが、あともう一コマ押すべきでしたね。ピントを置いていたのが
踏切の端でしたので、ピントが甘いですよね。しかも右端のスカートが障害物検知装置
と重なってしまっています。ちなみにこの写真はトリミングしています。

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でもまぁ、思った通り広島更新色ですからよしとしましょう。これで気分が良くなり、
車から自転車を出して、定光寺駅方面に向いました。天気もよく実に気分爽快であります。
定光寺駅前の橋でそんなフレッタと211系を一緒に撮ってみました。

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自転車ですから、車では入れないいろいろな所に躊躇なく入って行けます。
右は用水路、左は旧線のトンネルに続く通路です。

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さて、そろそろ次の上りの64の重連タンクを撮影する場所を探さなければなりません。
定光寺駅はいわゆる有名撮影地ではありませんので、いい場所はないだろうと思って
いましたが、案の定その通りで、なんとか工夫してこんなアングルを探し出しました。
縦構図をトリミングしたものなので、また横になっているかもしれません。

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これまた手ブレか、ピントが甘いのか、はたまた陽炎のなせる技か、ピントがイマイチですね。
でも重連の迫力を感じられたので、満足でありました。

定光寺っていい雰囲気の駅です。上りの名古屋行き不通列車が来ましたね。
1時間に2本の列車が止まります。
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名古屋よりのホーム端からはこんな感じで旧トンネルもよく観察できます。

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せっかく自転車できたんだから、旧トンネルを観察できる所まで行ってみようとおもって
旧トンネル沿いに進んでみました。すると新線のトンネル内に設置されている列車接近
警報音が響きました。しかしここから線路際まで行くのは難しいので、木々の間から
流し撮りで撮ってみる事にしました。トリミングしたのが以下の作品。

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う~ん。やっぱり木が邪魔すぎるなぁ・・・と思っているとまた接近音が、よし走って
線路際に行こうとダッシュしたところ、右足のふくらはぎに落石があたりました。
痛ってぇ・・・でも列車が来るから行かなきゃ・・・あれ?筋肉が動かない・・・。
足をつったのかな?と思いながらも痛みをこらえて移動し撮ったのが以下の作品。
あっ、これもトリミング済みです。
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右足首を動かす事ができません。これはひどい症状だと思いぎっくり腰対策として
いつも携帯している湿布を張り、ビアンキのペダルは基本左足でこいで車の所まで戻り、
自転車を折り畳んで乗せ、一旦名古屋ベースに戻りました。こんな痛さは経験した事が
なかったので、ネットで検索してみると、どうやら肉離れのようです。
これはいけません。とはいえ腹も減ったので昼飯を食べてから中央道を運転して帰京。
すぐさま行きつけの整骨院に行った所「肉離れです。しかも重度の・・・」
「落石があったのかと思ったんですよ」と言うと先生は「よくそういわれますね。
バレーボール中に切れた方は、『後ろから蹴られたと思った』と言ってましたよ」
とのこと。落石は幻だったのですね。

ということで実は今日の段階では経過は順調です。やはり直後の湿布と怪我以降は
自転車と車の移動でほとんど歩く事がなかった点が症状を軽くしてくれたようです。

今は松葉杖生活を余儀なくされています。ダイヤ改正前に松葉杖が一本になれれば
いいのですが、しばらくは不自由な生活が続きそうです。幸い職場はバリアフリー
ですので、職場の車いすを利用して仕事をしていますが、いろいろと勉強になります。

しかし不便は不便です。諸兄も急なダッシュにはくれぐれもお気をつけ下さい。