大垣に行ってきた。

大垣とは、鉄道マニアには有名な土地だ。私も345Mの時代に「大垣夜行」の終着駅として
知っていた。しかし大垣に着くや接続する西明石行き?の良い席を確保するため、
大垣ではいつもホームや階段をダッシュしていたため、駅の近くに何があるのかは全く
知りませんでした。

この日は台風が接近しているとのことでしたが、予報を見る限り午前中はなんとか
持ちそうだと思い、名古屋ベースから大垣に向かしました。

いや正確に言うと一旦新規に開通した大垣西インターで降りて、美濃赤坂に行って
赤ホキを撮ってから大垣に行こうと思って、美濃赤坂に行ったのですがホキがいない。
線路も錆びてる・・・ウヤ・・・ということですぐに大垣へ。

駅の北口は「近江絹糸」の工場跡地がありました。その横には大規模なショッピング
モールがあって、対照的な光景でした。この工場跡もそろそろ取り壊しという感じでした。
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オーミケンシの煙突。左側に少し線路が見えているハズ。台風は接近しているものの、
この程度の空ならば大丈夫と判断して大垣市内を観光しました。
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行く前にいろいろ調べてみると、大垣って城下町だったんだ!!えっわき水が豊富なの?
と、面白そうな街であることが判明、観光案内所で500円の「おもてなし升」を
購入して六ヶ所のお菓子屋さんやお肉屋さんで「おもてなし」を受けながら市内散策。
これ、ものすごくいいアイデアだと思いました。私、大変気に入りました。
私も「おもてなし」でいただいたお菓子がおいしく、お土産を買ったりと地域経済にも
ちゃんと貢献してきました。

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この建物、今はイタリアンレストランですが、昔はドレスメーカー学院だったのですね。
絹糸をつくり、それをドレスに・・・という軽工業華やかなりし日々に思いを馳せました。
産業の空洞化とは、言葉にするのは簡単ですが、地方を巡る度にこの言葉が地域経済に与える
衝撃の大きさを感じずにはいられません。東京から出て、バイパスからはなれて、
歩かなければ、これは分からないでしょうね。

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大垣城の大手門近くのしびれる「玉突」の店。エグロって江黒さんが経営者ってこと?
となりの喫茶店もナイスな装いです。

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市内には数カ所、このようなわき水スポットがあって、水文学をかじった者として大興奮。

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天気が悪いので、イマイチな写りですが、晴れていたらきれいな所。
わき水を集めた水路ですから透明なんですね。

さて、そろそろ雨がボツボツと。ということで車に戻りショッピングモールで
ご飯を食べてから高蔵寺に戻りました。

翌日は五箇山白川郷に行ったのですが、その話はまた次回って行っても報告する前に
また四日市行っちゃったりして(笑)。