郡上八幡・美濃

水文学をちょっぴりかじったものとして、郡上八幡は是非行きたい町でした。
しかし東京からですとなかなか行きづらいのも事実。ということで、
家を5時に出て午前10時前には郡上八幡インターに着きました。

まず街に入って驚いたのは子どもたちが川でたくさん遊んでいること。
「事なかれ主義」に陥っている多くの学校では「川は危険なので遊ばない」
と指導していますが、ここはどうなのかな?とかいろいろ考えました。

こんな清流で川遊びが出来る環境は素直に羨ましいなと思いました。
無理でしょうけれど「郡上八幡ベース」が欲しいと思いました。

イメージ 1

町中にはこのような清冽な水をもちいた洗い場がたくさんあり、壁には維持管理をしている
「組合員」の名前が書かれていました。空のペットボトルにこの水を満たし、
すばらしいミネラルウォーターを味わうことが出来ました。

イメージ 2

東海北陸道は蛇行する長良川を橋とトンネルで一直線に短絡しているため、
まったく樋っていいほど景色が見られなかったので、帰りは一般道で帰りました。
何気なく長良川鉄道(旧・越美南線)の駅に寄って時刻表を見てみると踏切が鳴動。
で、撮ったのがこの写真です。川に沿って走るこの鉄道、眺めは良さそうです。

イメージ 3

そういえば趣味誌に名鉄の電車が保存されていると読んだ気が・・・という感じだったので、
とりあえず美濃市駅の跡に行ってみると・・・!!!
この完璧な保存状態。暑さでオレの頭はおかしくなってしまったのか?というくらい
大感激しました。これを追いかけて「はにたろう氏」とこの街に泊まった気がしています。
民宿では海老フライがたくさん出たことくらいしか覚えていませんし、駅の様子や
町の様子など全く覚えていないのですけれど・・・。

イメージ 4

また立て構図ですから、メチャクチャかもしれません。
白黒で撮るといい感じです。

イメージ 5

私この電車大好きなんですけれど、現役時代は撮っていない気がするんです。
しかも乗ったこともなかったので、初めて車内に入り、正面の貫通とびらが
内開きであることなどじっくり確かめることが出来ました。
保存に関わっている方のご努力に頭が下がります。
保存資金として幾ばくかのお金を「運賃箱」に投入して参りました。

イメージ 6

美濃市は「うだつ」があがる街として売り出している古い民家が残っているいい街でした。
暑かったですが、地元の商店でジュースを買い、それを飲みながら街歩きを楽しみました。
私からするとこれこそ素晴らしい観光資源だと思うのですが、いわゆる観光客は
少なかったですねぇ。

イメージ 7

今度は谷汲に行ってみようかな。