Seattle part5

この日は高校を見学に行きました。
いろいろな背景を背負った生徒向けの、まぁ都立で例えればチャレンジスクール
といった感じでしょうか。

我々は朝八時過ぎに着いたのですが、既に生徒達は活動しており、これは
料理の鉄人コンテスト」の様子です。奥がアイアン・シェフで手前がその審査員なのですが、
おいおい先生がしゃべっている時くらいゲームは止めろよって感じですが、
ここではノープロブレムでありました。
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ここの高校の科学実験室はなかなか学ぶべき点がたくさんありました。
まず壁一面がホワイトボードになっているのですが、これはいいアイデアですね。

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でもってこのハンサム氏が科学の担当なのですが、生徒達の課題探求の
進行スケジュールをポストイットを使って管理していました。これはトヨタの方式な学んだ
(と言っていたような・・・)らしいですが、何にせよ優れたものは取り入れる
という姿勢に共感しました。ハンサム氏はいろいろと実験をやりたいのだけれど、
予算がないため、自分たちがやりたいことをプレゼンし、企業から協賛金を
獲得してこなければならないらしいのですが、それは生徒達のプレゼン技術の向上に
繋がるというメリットがあるものの、いかがなものなのかなとも感じました。

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この学校では、不要になったビニール袋を編んでバックを作っていました。
これがその完成品なのですが、なかなかどうして、素晴らしいバッグでしょ?
リサイクル・リユースの中でも秀逸なものでありました。

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続いて訪れたのは、珍しい公立のインターナショナルスクールです。
イマージョン(すべて外国語で行う)プログラムの導入されていました。
これは日本語のクラス。床に直接座るというスタイルがアメリカ式ですね。
しかしアメリカの教室は色彩感覚がキラキラですよね。楽しい雰囲気です。

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で、この教室に掲示してあった地図は、なんと北方領土がロシア領になっているではないか!!

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このようにすべてのものに日本語を書いているのはいいですね。
これは日本の学校でも出来るんじゃないかな?

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これは別の学年の日本語の授業の様子。
日本の教室のように机が一方方向を向いていないのが新鮮です。
あと、教室が広くて生徒が少ない。ちなみにこの学校はPCがウインドウズだったのですが、
他の学校はほとんどがマックでありまして、日本ではあまりみないe-macでしたっけ?
教育現場向けのデスクトップ機もよく見かけました。もっとも一番多かったのは
i-Macでした。

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この学校の生徒達が自分たちのESD実践を紹介してくれた時に使っていた
プレゼンテーションボード。とにかく、自分たちのいいたいことを主張する。
そうしないと予算ももらえない、そのような環境だからこそ、パワーポイント文化が
成長したのだろうなと思ったのでした。

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この学校では日本語選択生?がソーラン節を踊っていました。こういうのも一種のプレゼン
ですよね。極端ですが、アメリカの学校はプレゼン、つまり表現することが
どんな場面でも強く求められているなと感じました。

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さて、この日からホームステイです。
ホストファミリーとシャケを食べに行きました。一旦スモークしたものを焼いて食べる
のですが、実においしいものでありました。その店内はこんな感じ。インディアンの
カヌーなどが展示してありました。

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このレストランからはこんな光景が。勝鬨橋みたいですが、私はこのように跳ね橋が実際に
動くところは初めて見ました。想像よりも早いスピードで動くんですよ。これ。

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このあとホストファミリーのご自宅に向かいました。
そこがすごい豪邸で・・・。