名鉄乗りまくり

関東に住む者にとって、名鉄というのはかなり遠い存在なんじゃないかな。

かつて谷汲線に旧型電車を追いかけたり、お茶ちゃなS氏と「いもむし」を追いかけたり
しましたが、本線系列の電車には興味もなく、実はこの度乗りつぶしに出かけるまで
特急の特別車のシステムや、ミューなる特急のことなどはよくわかりませんでした。

さて、さる29日、水族館組と分かれて私とジュニアは神宮前で名鉄
「まる乗り1DAYフリーきっぷ」大人3000円、こども1500円を購入、
窓口で「この後すぐ『新岐阜』に行き、折り返した特急の展望席最前席で豊橋に行きたいが、
席は空いているだろうか?」と聞いたところ、特急の最前席が空いているとのことだったので、
二人分計700円を購入。すぐさま特急の一般席で名鉄岐阜へ。もう新岐阜じゃないんですね。

本当に久しぶりに訪れた名鉄岐阜は駅前の路面電車もなくなり、JR駅前の繊維問屋街も
やや店舗数が減った気がしました。やはり国内での軽工業はきびしいのですね。

かつて大学時代、S氏に「展望席を買ってこい」と命令し、進行方向後ろ側の展望席で
あったため機嫌を損ねるという大人げない態度をとった私は(S氏、すみませんでした)
はじめての進行方向先頭の展望席に大興奮でありました。

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展望席からの眺望は素晴らしいものでしたが、ちょうど進行方向に冬故に高度の低い太陽が
あり、まぶしかったこと。そして窓には水垢が残りそれが眺望を妨げたことが残念でした。
次回は太陽の方向を考えて乗りにこようと思いました。全面展望を眺めながらおにぎりと
サークルKで買ってきたフライドチキンを食べながら一路豊橋へ。

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左から合流するのがJRの飯田線。つまりこの信号所からJRと私鉄である名鉄は線路を共有する
という全国的に見ても珍しい区間にはいります。豊川の鉄橋を渡ればすぐに豊橋です。

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豊橋では飯田線に投入された213系に遭遇。豊川寄りにある車庫には313系
オリジナルカラーの119系もお休み中であり、ある意味いろいろな種類の電車が走っている
現在の飯田線は、趣味的になかなかおもしろいところかもしれません。

この後は10時~16時までは特別車に自由に乗れるため(座席指定はできないけれど)
快適な特別車のシートに身を沈め神宮前へ。するとすぐに河和行きの特急がくるとわかったので、
とりあえず乗車!!するとこれまたパノラマスーパーが先頭でしたので、展望席の二列目に
陣取り、前面展望を堪能。いやぁ、展望席って病付きになりますねぇ。


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河和につくと上のような整備の様子が見られました。前面展望を支える人々に感謝!!
ここまで来たなら是非とも内海にもよって見たい。バスはあったものの時間までかなり
あったので、普通列車で富貴までもどると、しばらくの接続で内海行きの特急がくる
とのことで、ラッキー!!しかもまたパノラマスーパー!!しかも展望席はフリー!!
ということで、この日三回目の展望席に大満足。

知多新線は35パーミリの勾配有り、信号所あり、しかもコンクリートの階段とホーム部分のみ
の未成駅などもあり、なかなか楽しい路線でした。しかし内海駅は中途半端な海浜リゾート
的な、そこはかとない寂寥感が漂う駅でありました。本当に4線も使うのかなぁ?

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このままこの特急で折り返し、太田川駅中部国際空港行きに乗り、下車することなく
反対のホームに停まっている全車特別車(つまり全部指定席)のミュースカイに乗り込みました。
冬休み期間ということもあってそこそこの乗車率でしたので、発車してから空席を探し、
なんとか窓側の席を2つゲット(親子でバラバラに窓側に座るんです。マニアですので・笑)
16時まで有効なチケットでしたが、このミュースカイは神宮前に15時58分到着と
完璧なダイヤで、無事特別車の旅を終えました。

この後中年の親父は、もうまっすぐ帰ってもいいかな、と思いましたが、ジュニアはまだ乗りたい
とのことでしたので、すぐにやって来た新可児行きに乗り、そういえばこの広見線でS氏と
いもむしを撮ったっけ、でもCANAN FT-bはシャッターが壊れていてダメだったんだよなぁ・・・
などと思っているうちに、すっかり日が暮れた新可児に。すると太多線のキハが入線していたので
すぐに乗り込み無事に多治見に着きました。ジュニアはキハ40がはじめてだったので
(いや違うな、去年烏山線で乗ってる)記念写真をとって高蔵寺に帰りました。
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さて、白いレンズ・・・どうすべきか?Tonさんのページ読んでいると折り畳み自転車は
ホームセンター級でも普通に使う分には問題なさそうだから、自転車を廉価版にして
浮いた予算でレンズかな・・・?